ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展
ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展

新型コロナウイルスの感染拡大によるさまざまな影響を勘案し、開催を中止します。

会 期:

4月25日(土)〜6月21日(日)開催中止

休館日:

月曜日
*ただし、4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館。5月7日(木)は休館

開館時間:

日曜日・火曜〜木曜日
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)

金曜日・土曜日【夜間開館
9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)

観覧料:

一 般 1,600円(1,400円)
高大生 1,000円(800円)
小中生 600円(400円)

【夜間割引料金】

一 般 1,400円
高大生 800円
小中生 400円
*夜間開館当日17時以降に当館券売所で販売。夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場することはできません。

*( )内は前売りおよび団体料金(有料の方が20名以上の場合)。
*上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
*障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。展示室入口にて障害者手帳等(*)をご提示ください。
(*)身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性疾病医療受給者証
*満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。券売所にて生年月日がわかるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示ください。
*小中生、高大生は学生証等をご提示ください。
*キャンパスメンバーズの方は団体料金でご購入いただけます。券売所にて学生証、教職員証等をご提示ください。
*チケット販売窓口では下記の電子マネー及びクレジットカードがご利用いただけます。
電子マネー(WAON、nanaco、iD、Edy、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、nimoca、はやかけん、SUGOCA、QUICPay)
*「nanaco」は、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
*「iD」ロゴは株式会社NTTドコモの登録商標です。
*「楽天Edy(ラクテンエディ)」は、楽天グループのプリペイド型電子マネーサービスです。
電子マネーアイコン
クレジットカードVISA、MasterCard、JCB、ダイナースクラブ、AMEX、ディスカバー、銀聯カード、新韓カード*一括払いのみ。
クレジットカードアイコン
前売券発売所:
チケットは、ローソンチケット(Lコード81793)、チケットぴあ(Pコード685-067)、セブン-イレブンほか主要プレイガイドで発売中。
*会期中の電子チケットは当日料金での販売となります。
*電子チケットは購入の際に各プレイガイドによって各種手数料がかかる場合があります。
*博物館では前売券の取扱いはありません。

お問い合わせ:

NTTハローダイヤル 050-5542-8600(8時00分〜22時00分/年中無休)

主催:
九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、RKB毎日放送、ライデン国立古代博物館
共催:
(公財)九州国立博物館振興財団
特別協賛:
積水ハウス
協賛:
大日本印刷
特別協力:
太宰府天満宮、国際ソロプチミスト太宰府
協力:
ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
後援:
外務省、オランダ王国大使館、福岡市、福岡市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本鉄道、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、RKK熊本放送、NBC長崎放送、大分放送
展覧会概要

世界で最も古い国立博物館の一つであるオランダのライデン国立古代博物館は、古代エジプト、ギリシャ、ローマなど総数約20万点(2018年末現在)のコレクションを所蔵しています。中でもエジプト・コレクションは約2万5千点にのぼり、ヨーロッパでは大英博物館、ルーヴル美術館、ベルリン・エジプト博物館、トリノ・エジプト博物館と合わせて5大エジプト・コレクションに数えられる世界有数の量と質を誇ります。

この度、同館所蔵の古代エジプト・コレクションから、人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む、厳選された約250点の借用が実現しました。本展では、ヨーロッパにおける古代エジプトへの関心の高まりがどのようにして現地での調査へ連なっていったかを示し、発見された遺物から古代エジプト人の生活や社会、死生観といったさまざまな文明の側面を紹介します。さらに、最新の科学技術を通して医学的な知識やミイラ作りの過程、色やかたちに対する人びとの美意識といったこれまでに知られていなかった面を解き明かす、従来のエジプト展とは一線を画した、新たな展覧会となります。


みどころ①


本展出品のミイラのCTスキャンの研究成果を世界初公開!

ライデン国立古代博物館には、多くの人間や動物のミイラが所蔵されています。
世界の美術館・博物館の中には、ミイラに巻かれた布を研究目的でほどいてしまう事例もありましたが、同館の初代館長J.C.ルーヴェンスは将来的な技術の進歩を予見し、ミイラを傷つけることなく保存することを決めました。そのため同館が所蔵するミイラ・コレクションは、その大半が完全に布で包まれた非常に良好な状態で保存されています。
同館では、1950年代から1960年代にX線による研究が、そして1990年代には、所蔵するミイラ・コレクションに世界初のCTスキャンが実施されました。近年では、最先端の技術を用いたCTスキャンによってさらに詳細な研究が行われています。今回、本展に出品されるミイラの中から人間のミイラ3体と動物のミイラ1体を選び、本展のために最新のCTスキャン技術で調査を行い、その成果を世界初公開します。

世界初公開!


2019年7月11日にアムステルダム・メディカル・センターで行なわれたミイラのCTスキャンの様子
2019年7月11日にアムステルダム・メディカル・センターで行なわれたミイラのCTスキャンの様子
女性のミイラ
女性のミイラ
第3中間期
長さ165.5cm、幅36.5cm、高さ24.5cm
タディスもしくはタ(ネト)カルゥのミイラ
タディスもしくはタ(ネト)カルゥのミイラ
第3中間期
長さ148cm、幅33cm、高さ24.5cm
男性のミイラ
男性のミイラ
第3中間期あるいは後期王朝時代
長さ160cm、幅38cm、高さ26cm

みどころ②


圧巻の立体展示!12点(5セット10点の棺、覆い2点)の棺が一挙集合

*セットの棺においては、身と蓋をそれぞれ1点と数えます。

今回、ミイラ棺の研究で世界的に知られるライデン国立古代博物館所蔵の貴重なミイラ棺の10数点の借用が実現しました。さらに本展では棺を横に寝かせた状態ではなく、12点の棺を特別に立てた状態で立体的に展示する予定です。近年新装なったライデンでの常設展示をイメージし、本展では一挙に棺が並ぶ幻想的かつ圧巻の空間を演出し、当時の人びとの死生観へと観客を誘います。
これらの棺は死者のミイラを物的かつ呪術的に保護するものとして製作され、墓に納められました。当時のエジプトでは貴重だった木材や、パピルスや亜麻布を漆喰などで重ね合わせたカルトナージュなどを用い、入れ子にした複数の棺もありました。死後も来世での生活が続くと考えた古代エジプト人は、棺に多くの神々や死者の安寧を願う呪文を記したのです。
これまでの展覧会とは異なり多くの棺を一挙に展示することで、装飾や神々の姿、呪文の変化などから人びとと来世の関わりが移り変わっていくさまを紹介することが可能になります。また、最新のプロジェクト紹介ではその彩色技術や製作法、文字の書体などを通じ、棺の研究が近年大きく進展している様子も明らかになります。

(参考)ライデン国立古代博物館の常設展示の様子
(参考)ライデン国立古代博物館の常設展示の様子
アメンヘテプの内棺
アメンヘテプの内棺
第3中間期
長さ185cm、幅50cm、高さ61cm
ホルの外棺
ホルの外棺
後期王朝時代
長さ202cm、幅70cm、高さ70cm
コンスウヘテプの内棺(部分)
コンスウヘテプの内棺(部分)
第3中間期
長さ185cm、幅55cm、高さ32.5cm
パネシィの外棺
パネシィの外棺
第3中間期
長さ200cm、幅54cm、高さ38cm
ハイトエムハトの棺
ハイトエムハトの棺
後期王朝時代
長さ186cm、幅58cm、高さ27cm

みどころ③


ヨーロッパ5大エジプト・コレクションのひとつ、ライデン国立古代博物館から約250点が来日!

ライデン国立古代博物館

オランダ最古の大学都市ライデンの中心部にあるライデン国立古代博物館は、オランダ王国の初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された、200年以上の歴史を誇る博物館です。17世紀前半にライデン大学が所蔵していた遺物を基盤としたエジプト・コレクションは現在約2万5千点にのぼり、ヨーロッパの5大コレクションのひとつとされています。
また、同館は今日にいたるまで60年以上にわたり、エジプトでの発掘調査を行なっていることでも良く知られています。1960年代にアスワン・ハイ・ダムが建設された際、オランダはユネスコとともに周辺地域の考古学調査の支援を行いました。その活動を通してエジプト政府との良好な関係が生まれ、遺物の一部を持ち帰ることが許されたほか、ダムの底に沈む運命にあったタフェー神殿はオランダに贈られ、現在ライデン国立古代博物館の一階ロビーに移築されています。以後、博物館はカイロの北西に位置するアブー・ロアシュ村付近などで発掘調査を行い、また1970年代からはカイロの南に位置するサッカラでの発掘調査を現在にいたるまで実施し、ツタンカーメン王の側近であったマヤの墓の調査など、世界をリードする研究も多数進められています。

一階ロビーに移築されたタフェー神殿
一階ロビーに移築されたタフェー神殿
同館のエジプト・コレクション
同館のエジプト・コレクション

第1章 エジプトを探検する


18世紀の末にナポレオンがエジプトへ遠征し、同行した調査団が著名な『エジプト誌』を出版したことでエジプトに対する関心は飛躍的に高まりました。本章ではヨーロッパの旅行者や調査団による遺跡のスケッチや写真とあわせ初期のエジプト探検を紹介するとともに、現在ライデン国立古代博物館が行っている発掘調査の様子を、出土品や映像などを用いて展示します。

王の書記パウティのピラミディオン
王の書記パウティのピラミディオン
新王国時代
高さ47cm、幅47cm、奥行47cm
敵を討つラメセス2世
敵を討つラメセス2世
1832年
縦54cm、横75cm

エジプト学者のイッポリト・ロゼリーニの出版物『エジプトとヌビアの記念物』に掲載された手彩色のリトグラフ

ホルミンの像
ホルミンの像
新王国時代
高さ125cm、幅53cm、奥行68cm

第2章 エジプトを探検する


18世紀の末にナポレオンがエジプトへ遠征し、同行した調査団が著名な『エジプト誌』を出版したことでエジプトに対する関心は飛躍的に高まりました。本章ではヨーロッパの旅行者や調査団による遺跡のスケッチや写真とあわせ初期のエジプト探検を紹介するとともに、現在ライデン国立古代博物館が行っている発掘調査の様子を、出土品や映像などを用いて展示します。

クウと家族の供養碑
クウと家族の供養碑
中王国時代
高さ38cm、幅50cm、厚さ6cm
パディコンスの『死者の書』
パディコンスの『死者の書』
第3中間期
縦24.5cm、横61.2cm
フイの石碑
フイの石碑
新王国時代
高さ147cm、幅89cm、厚さ11cm

第3章 エジプトを解読する


古代エジプト人が「来世の家」と考えた墓からは多くの副葬品が出土しています。豪華なミイラ棺、来世の安寧を願う『死者の書』に記された象形文字、呪術的な意味を込めて作られた宝飾品や身代わりの人形「シャブティ」などを通じ、エジプトの古代文明を読み解きます。

護符とビーズの首飾り
護符とビーズの首飾り
新王国時代
長さ36cm
ネスナクトの『死者の書』(部分)
ネスナクトの『死者の書』(部分)
グレコ・ローマン時代
縦30cm、横45cm
金彩のミイラマスク
金彩のミイラマスク
グレコ・ローマン時代
長さ48.5cm、幅28cm、厚さ14cm
ネヘムスウのカルトナージュ棺
ネヘムスウのカルトナージュ棺
第3中間期
長さ150cm、幅40cm、高さ31cm

第4章 エジプトをスキャンする


最新の科学技術で明らかになった古代エジプトの新たな側面を紹介します。本展のためにスキャンをした人のミイラ3体と動物のミイラ1体の研究成果を世界初公開するとともに、ミイラ制作に使用されたカノポス壺の分析など、ライデン国立古代博物館が進める各種の国際的なプロジェクトを通じて古代エジプト研究の最先端を展示します。

ホルネジィトエフのカノポス壺入れ
ホルネジイトエフの内臓を納めた木箱
グレコ・ローマン時代
高さ66cm、幅28cm、奥行28cm
男性のミイラ
男性のミイラ
第3中間期あるいは後期王朝時代
長さ160 cm、幅38cm、高さ26cm
蛇のミイラ
蛇のミイラ
長さ19.7cm、幅9.6cm、高さ6cm