過去の特別展
特別展に行く前に読む・・
『 工芸のいま 伝統と創造 』を楽しむ4つの話 その2
スタッフ10人、取材に行きました

作品画像を一覧にして、理解を深めます
この展覧会をどうやって作るかを、担当者が集まって相談しました。
結論は「取材に行かねばなるまい!」
九州・沖縄の現役の作家の方々137人。それぞれの皆様のもとにお邪魔して、お話を伺うことになり、 福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、そして沖縄。10名のスタッフが、取材のために飛びます。
最初は、出品いただいた皆様の2000年以降の作品画像を集めます。一覧にして時間軸が加わることで、作品の理解がぐっと深まります。これがカタログ作りのヒントにもなりました。
この作品一覧とカメラと録音機を持って、取材に伺います。

夏の取材は暑さとの戦いで、扇風機の風がとてもとてもありがたかったです。
しかし夏の暑さより、作家の皆様の想いはもっと熱かったのです。

「この陶片が…」とお話しは広がっていきました。

道を聞いているのでも、怒られているのでもありません。窯について教えていただいている所。

実際に作業をみせていただくと、本当に勉強になります。
本格的な調査、というだけの時間をかけることは、残念ながら出来ませんでした。しかしそれでも実際に工房の中で、ほかの作品や工具を前に伺う話は、とても勉強になりました。
その他の話・・