会期:
平成30年9月12日(水)〜12月23日(日・祝)
展示場所:
文化交流展示室 3テーマエリア及び関連第7室
主催:
九州国立博物館
概要:
昭和43年(1968)に開始された大宰府の発掘調査は、平成30年(2018)に50周年を迎えます。現在も続けられている大宰府の発掘調査は、国指定特別史跡大宰府跡の保全を目的としつつも、その調査成果は古代史の解明に直結するものとして、全国的に注目を集め続けています。また、大宰府に対する学問的関心はさらに古く、江戸時代には大宰府にまつわる遺物の収集や、遺跡の現況把握等が行われていました。
九州国立博物館では大宰府史跡発掘50年を記念して、江戸時代から今日まで続く、「大宰府研究の歩み」を紹介する特集展示を開催いたします。本展では、大宰府跡・水城跡・大野城跡・基肄城跡という四つの国指定特別史跡に関わる歴史的資料をご紹介いたします。
【章構成】
第一章 研究の萌芽‐江戸時代の大宰府研究‐
第二章 研究の進展‐考古学と大宰府研究‐
第三章 大宰府都城‐水城・大野城・基肄城の研究‐
リーフレット・出品目録:
主な展示品
平戸松浦家伝来の水城木樋片
松浦史料博物館蔵
新古瓦譜(松浦静山編)
松浦史料博物館蔵
中山平次郎採集の鎧小札
九州大学考古学研究室蔵
鏡山猛採集の軒丸瓦
九州大学考古学研究室蔵
関連イベント
大宰府史跡発掘50年記念・文化交流展「たたいて削って青銅器-東アジアの響銅‐」関連シンポジウム
「響銅でつながる大宰府と東アジア」
● 日時:
平成30年11月23日(金・祝)13時00分〜16時00分
● 会場:
九州国立博物館1階ミュージアムホール
● 主催:
九州国立博物館
● 参加費:
無料
● 定員:
250名(先着順、申し込み不要)
大宰府史跡発掘50年記念・九州国立博物館「大宰府研究」事業シンポジウム
「展望・大宰府研究 大宰府の官衙‐大宰府政庁周辺官衙跡の調査から‐」
● 日時:
平成30年12月15日(土)10時00分〜17時00分
● 会場:
九州国立博物館1階ミュージアムホール
● 主催:
九州国立博物館
● 参加費:
無料
● 定員:
250名(先着順、申し込み不要)
大宰府史跡発掘50年記念パネル展
● 日時:
平成30年10月2日(火)〜10月14日(日)9時30分〜17時00分
● 会場:
九州国立博物館1階エントランス
● 主催:
九州歴史資料館 九州国立博物館
ミュージアム・トーク
● 日時:
平成30年11月11日(日)
● 担当学芸員:
①10時30分〜 一瀬 智(九州国立博物館展示課)
②13時00分〜 小澤佳憲(九州国立博物館展示課)
③15時00分〜 小嶋 篤(九州国立博物館展示課)
②13時00分〜 小澤佳憲(九州国立博物館展示課)
③15時00分〜 小嶋 篤(九州国立博物館展示課)
● 会場:
九州国立博物館4階 文化交流展示室 第4室前
● 聴講料:
無料(ただし文化交流展の観覧料は必要です)