文化交流展示室
ならべてわかる本物のひみつ~実物とレプリカ~
会期:
令和2年9月8日(火)~11月23日(月・祝)
展示場所:
文化交流展示室 第7室
概要:
九州国立博物館では、お子様からご年配の方まで、そして障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめるユニバーサル・ミュージアムへの取り組みを行っています。
博物館では、作品はガラスケースの中に展示され、解説キャプションから作品情報を得ることが一般的でした。そこで本展示では、実物展示に加えてレプリカや再現文化財 も有効に活用し、さらに多くの情報から鑑賞の幅を広げる工夫をしています。きっと、「不思議だな」「なぜだろう?」「もっと知りたい!」といった新しい発見が、これまでとは違った好奇心を刺激することにつながるでしょう。
新しい発見を楽しみながら、作品を鑑賞してみませんか?
*すべての作品は、写真撮影が可能です。
*現在、新型コロナウイルス感染防止のため、レプリカをさわる体験はご遠慮いただいています。
本展示の取り組み
レプリカ、再現文化財の活用
火焔型土器の断面の模型から作り方を想像したり、銅鐸の響きに耳を澄ませたり、仏像の断面の年輪から一木造 りであることを理解するなど、作品を様々な視点から楽しめる方法を紹介しています。
キャプションの工夫
UDフォント、白黒反転文字、点字で印字し、高齢者や視覚障害者にも文字を読みやすくしています。また、通常の作品解説に加えて、「鑑賞を楽しむヒント」も用意しています。
ユニバーサル対応
点字付き「ユニバーサル・ガイドブック」や、点字と音声コード付きのリーフレットを用意します。(*いずれも展示室第7室内で無料配布)また、展示台やキャプションを、車椅子の方が見やすい高さや角度に設置しています。