よみがえる正倉院宝物 - 再現模造にみる天平の技 -
よみがえる正倉院宝物 - 再現模造にみる天平の技 -
会 期:
4月20日(火)~6月13日(日)
休館日:
月曜日 *ただし、5月3日(月・祝)は開館
開館時間:
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
観覧料:
一 般 1,600円
高大生 1,000円
小中生 600円

*団体料金はありません。
*大学生以下の方は日時指定チケットとあわせて展示室入口にて学生証や生徒手帳等をご提示ください。
無料対象の方は以下の通りです。(証明書の提示等が必要です)

  • 未就学児
  • 障がい者の方とその介護者1名
  • 招待券をお持ちの方
  • 九州国立博物館友の会特別展観覧券をお持ちの方
  • 九州国立博物館メンバーズプレミアムパスをお持ちの方(有効期限延長手続きの際に交換した特別展観覧券もご利用可能です)
  • 九州国立博物館賛助会員の方
  • 国立文化財機構の特別支援者および賛助会員、清風会員
  • ICOM会員
  • 日本博物館協会会員

チケットは ARTNEチケットオンラインにて発売中です
会期中の当日券は九州国立博物館1階券売所でも購入できます*払い戻し・転売不可。

「よくあるご質問ページ」 もご確認ください。

  • 障がい者等とその介護者1名は無料です。展示室入口にて障害者手帳等をご提示ください。
  • 本展では券売所での混雑を避けるため、キャンパスメンバーズ券以外の各種会員制度やクーポン等による各種割引のお取り扱いはございません。
  • ローソンチケット(Lコード:82198)でもご購入いただけます。最寄りのローソンのLoppiでお手続きください。ローソンチケットでは、購入の際に各種手数料がかかる場合があります。ご了承ください。
  • [平日ご来館のお客様]

    • 日時指定は不要です。
  • [土日祝日にご来館のお客様]

    • 新型コロナウイルス感染症予防のため、ARTNEチケットオンライン、ローソンチケットによる日時指定チケット(事前予約)を推奨します。
    • 招待券や障がい者手帳などをお持ちの方も対象です。
    • 会場が混雑している場合は事前予約のお客様を優先します。当日、九州国立博物館でご購入いただくお客様はご入場をお待ちいただく場合がございます。
    • ローソンチケットで販売する日時指定チケットは、枚数に限りがあります。
必ずマスク着用のうえご入館ください。
37.5度以上の発熱、また風邪などの症状がある場合はご入館いただけません。
展覧会公式ホームページ:
チケットに関するお問い合わせ:
西日本新聞イベントサービス
092-711-5491(平日午前9時30分〜午後5時30分)
展示に関するお問い合わせ:
NTTハローダイヤル
050-5542-8600(8時00分〜22時00分/年中無休)
主催:
宮内庁正倉院事務所、九州国立博物館・福岡県、朝日新聞社、西日本新聞社、NHK福岡放送局
共催:
(公財)九州国立博物館振興財団
学術協力:
奈良国立博物館
協賛:
ライブアートブックス、竹中工務店、高砂熱学工業、ゼンリン
特別協力:
太宰府天満宮
後援:
日本工芸会、日本工芸会西部支部、日本工芸会山口支部、福岡市、太宰府市、太宰府市商工会、太宰府観光協会

天平てんぴょう の美と技に魅せられた、名工たちの情熱の結晶。

正倉院宝物とは、奈良・東大寺の正倉に伝えられた約9000件におよぶ品々です。
聖武しょうむ天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、西域さいいき唐代 とうだいの中国からもたらされた国際色豊かな品々も含まれます。
正倉院宝物の本格的な模造製作は、明治時代に奈良で開催された博覧会を機に始まりました。
宝物の修理も手掛けた名工たちによる模造製作はその後、材料や技法、構造の忠実な再現を目指すことになります。
以来、宮内庁正倉院事務所のもとで、熟練の技と最新の調査・研究成果との融合ゆうごう により、高い芸術性と学術性を兼ね備えた再現模造が数多く生み出されてきました。
本展では、天平の美と技に挑戦した再現模造の逸品いっぴんを集めてご紹介します。
よみがえった正倉院宝物の姿を通じて、伝統技術を継承することの意義を感じていただけますと幸いです。

紅牙撥鏤碁子
(上)模造 紺牙撥鏤碁子こんげばちるのきし
(下)模造 紅牙撥鏤碁子こうげばちるのきし
奈良国立博物館蔵
主催:
宮内庁正倉院事務所、九州国立博物館・福岡県、朝日新聞社、西日本新聞社、NHK福岡放送局
共催:
(公財)九州国立博物館振興財団
学術協力:
奈良国立博物館
協賛:
ライブアートブックス、竹中工務店、高砂熱学工業、ゼンリン
特別協力:
太宰府天満宮
後援:
日本工芸会、日本工芸会西部支部、日本工芸会山口支部、福岡市、太宰府市、太宰府市商工会、太宰府観光協会

正倉院は、どこの、どのような施設だったのか?


奈良時代に東大寺大仏殿の裏手の小高い土地に設けられた、寺の中心的な倉庫でした。 明治時代以降、国の管理となり、現在では宮内庁正倉院事務所がその任に当たっています。

正倉院宝庫の特徴は?


三角形の部材を井桁に組んで壁にする校倉造の建物です。 北倉・中倉・南倉の三倉からなり、天皇の許可で扉を開閉する勅封倉として極めて厳格に管理され、正倉院宝物を守ってきました。

正倉院宝物はどのようなものか?


奈良時代、聖武天皇が崩御した際に光明皇后が東大寺大仏に献納した御遺愛品等を中心とする宝物群です。 多種多様かつ国際色豊かな約9000件の品々が、1300年近く、人々の努力によって良好な保存状態で伝えられてきました。


楽器・伎楽ぎがく


8年がかりで完成した五絃琵琶

模造 螺鈿紫檀五絃琵琶
模造 螺鈿紫檀五絃琵琶らでんしたんのごげんびわ
正倉院事務所蔵

原宝物は正倉院宝物を代表する「螺鈿紫檀五絃琵琶」。
華麗な装飾はもちろんのこと、実際に演奏が可能な楽器を目指して再現されました。

きらびやかな往時の姿を再現

模造 螺鈿槽箜篌
模造 螺鈿槽箜篌らでんそうのくご
正倉院事務所蔵

箜篌は竪形ハープの一種。
明治時代、原宝物の修理のために復元された模造の箜篌です。
花芯には赤色の琥珀を、枝や茎には光沢のある金属線を象嵌しています。


仏具・箱と几・儀式具


天平絵画の息吹を宿す箱

模造 黒柿蘇芳染金銀山水絵箱
模造 黒柿蘇芳染金銀山水絵箱くろがきすおうぞめきんぎんさんすいえのはこ
東京国立博物館蔵

紫檀のような風合いに仕上げた木地に、金銀で山水を描いた箱の模造。
奈良の漆芸師の家に生まれ、日本画も学んだ作者、吉田包春の確かな技が冴えます。

原宝物では失われた装飾を再現

模造 黄銅合子
模造 黄銅合子おうどうのごうす
正倉院事務所蔵

仏前で用いる香炉の模造。
塔の形をした蓋のつまみ部分は、50枚以上の小さな座金を重ねた複雑な構造となっています。

素材の違いを生かした細緻な木画

模造 紫檀木画箱
模造 紫檀木画箱したんもくがのはこ
正倉院事務所蔵

仏への供物を収めるための箱の模造。
異なる素材を組み合わせて象嵌する木画技法で文様を表しています。
模造製作のための調査によって、錫の使用が明らかとなりました。


染織


美しい色合いを絶妙に再現

模造 七条織成樹皮色袈裟
模造 七条織成樹皮色袈裟しちじょうしょくせいじゅひしょくのけさ
正倉院事務所蔵

「樹皮色」とは多色が入り交じる色合いのことで、2~3色の糸を撚り合わせた杢糸で表現されています。
模造では原宝物の欠失部分も復元されました。


鏡・調度・装身具


宝物中唯一の七宝製品

模造 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡
模造 黄金瑠璃鈿背十二稜鏡おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう
正倉院事務所蔵

七宝で飾った鏡背をもつ鏡の模造。
七宝は細かく砕いた色ガラスの粉末を焼きつけたもので、華やかな宝相華文様を表しています。

漆地に映える螺鈿や水晶

模造 螺鈿箱
模造 螺鈿箱らでんのはこ
正倉院事務所蔵

原宝物は「紺玉帯」を収める箱で、希少な漆地螺鈿のひとつです。
箱の内側の色鮮やかな錦も原宝物と同じ織りかたで再現されています。


刀・武具


聖武天皇が用いた華麗な大刀

模造 金銀鈿荘唐大刀
模造 金銀鈿荘唐大刀きんぎんでんかざりのからたち
正倉院事務所蔵

要所に配した透彫の金具には、水晶や色ガラス玉を用いた華麗な装飾がほどこされています。
原宝物は聖武天皇の礼装用の大刀と考えられています。


筆墨


デジタルでは伝えきれない本当の古文書の姿

模造 正倉院古文書正集 第38巻
模造 正倉院古文書正集しょうそういんこもんじょせいしゅう 第38巻
〔筑前国嶋郡川辺里戸籍〕(部分)
国立歴史民俗博物館製作

古代の膨大な情報が込められた正倉院古文書。
文書の裏面や紙の継ぎかた、墨の微妙な濃淡までも、忠実に伝えるコロタイプ複製です。


関連イベント

【リレー講座】*聴講無料、要事前申込

①令和3年5月1日(土)13時00分〜13時40分 『近代の正倉院と宝物の模造』 講師:九州国立博物館 樋笠逸人

②令和3年5月15日(土)13時00分〜13時40分 『2つの「模造 螺鈿紫檀五絃琵琶」』 講師:九州国立博物館 川畑憲子

会場:九州国立博物館1階研修室

定員:各回30人

[申込み方法]
往復はがき、またはメールで受付。ご希望の講演会番号(①もしくは②)、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号を明記のうえ、下記宛にお申込みください。1通につき1名の申込となります。
申込締切:①②とも2021年4月16日(金)必着

〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞イベントサービス内「よみがえる正倉院宝物展」係
E-mail:yomigaerushosoin@nishinippon-event.co.jp
電話:092-711-5491(平日9時30分〜17時30分)
*往信用裏面/上記必要事項をご記入ください。返信用表面/郵便番号、住所、氏名をご記入ください。
*応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
*当選者の発表は聴講券の発送をもってかえさせていただきます。
*ご応募の際にいただいた個人情報は、本イベントの連絡にのみ使用させていただきます。
*①②どちらも聴講希望の方は、それぞれ1通ずつお申込みください。

物販情報

本展特設ショップでは、「再現性」にこだわった逸品から、会場でしか手に入らないオリジナルグッズまで多数ご用意しています。また、日本工芸会西部支部正会員の作品を会場にてご購入いただけます。この機会をお見逃しなく!

螺鈿箱レプリカ缶飴

螺鈿箱レプリカ缶飴

螺鈿箱レプリカ缶飴

フェリシモミュージアム部
模造 螺鈿紫檀五絃琵琶エコバッグ&ポーチ

*すべての正会員作品が販売されるわけではありません。
*欠品となる場合があります。ご了承ください。