大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史

大英博物館展 紹介 約90秒

100の作品ぜ〜んぶ紹介! 2分15秒

会期:

7月14日(火)〜9月6日(日)

休館日:

毎週月曜日[ただし7月20日(月)、8月10日(月)は開館、7月21日(火)は休館]

観覧料:

一 般 1,600円(1,400円)

高大生 1,000円(800円)

小中生 600円(400円)

グッズセット券 2,500円

*( )内は前売りおよび団体料金(有料の方が20名以上の場合。)。
*上記料金で九州国立博物館4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
*障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料です。展示室入口にて障害者手帳等(*)をご提示ください。
(*)身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証
*満65歳以上の方は前売り一般料金でご購入いただけます。券売所にて生年月日がわかるもの(健康保険証・運転免許証等)をご提示ください。
*キャンパスメンバーズの方は団体料金でご購入いただけます。券売所にて学生証、教職員証等をご提示ください。
*チケット販売窓口では下記電子マネーがご利用いただけます。
注)ご利用いただけるのは当日券のみです。団体券・割引券等にはご利用になれません。
電子マネー
(WAON、nanaco、iD、Edy、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、nimoca、はやかけん、SUGOCA)
電子マネーアイコン

お問い合わせ:

050-5542-8600(NTTハローダイヤル午前8時〜午後10時/年中無休)

公式カタログ「大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史」

大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史
販売価格:2,400円(税込)
編集:東京都美術館・九州国立博物館・神戸市立博物館・朝日新聞社・NHK・NHKプロモーション・筑摩書房
デザイン:塚原敬史(トリムデザイン)
総頁数224頁
この展覧会は、大英博物館の多種多彩な展示品のうち、大英博物館長・ニールマクレ ガー氏の発案により、8つのコレクション部門が総力を挙げて取り組んだ、100のモ ノで世界の歴史を語ろうとする特別展です。
200万年前の最古の人類が使用した石器 から、現代の道具や芸術品にいたるまで、多種多彩なモノでたどる展覧会には、ドラ マチックで魅力的な物語に満ちあふれています。大英博物館のガイドブックとしても 最適な1冊です。
主催:
九州国立博物館・福岡県、大英博物館、朝日新聞社、NHK福岡放送局、NHKプラネット九州
共催:
公益財団法人九州国立博物館振興財団
後援:
外務省、ブリティッシュ・カウンシル、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、FM FUKUOKA、cross fm、LOVE FM、西日本鉄道、九州旅客鉄道、一般社団法人日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、一般社団法人福岡県タクシー協会、一般社団法人福岡市タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、一般社団法人日本旅行業協会
協賛:
花王、キヤノンマーケティングジャパン、三菱商事、あいおいニッセイ同和損保
特別協力:
太宰府天満宮
協力:
ふくや、国立民族学博物館、日本航空、キャセイパシフィック航空、日本貨物航空

ごあいさつ

世界中のあらゆる地域と時代を網羅した人類の文化遺産の殿堂──それがイギリス・ロンドンにある大英博物館です。大英博物館のコレクション、200万年前の私たちの祖先が使った石器から、現代の道具や美術品に及ぶコレクションがこの広い世界の悠久の歴史を語ります。「大英博物館展─100のモノが語る世界の歴史」では、大英博物館が総力を結集して選りすぐった屈指の名品100点が来日します。本で読むのとは一味も二味も違った面白いモノに満ちあふれ、あたかも世界中を旅するようなドキドキ・ワクワク感いっぱいの体験ができることでしょう。時空を超えた冒険へと、九州国立博物館から出かけてみませんか?

主催者


私たちの多くは歴史を本から学びます。しかし、「モノ」はしばしばより直接的に、それらを作った人の考えや関心事、そして彼らがどのように生き、何を信じていたのかを教えてくれます。大英博物館は250年以上にわたって、太古から現在に至るまでの品々を世界中から収集し、展示してきました。今回、これらを日本の皆さまにお目にかけられることを、大変嬉しく思います。本展でご紹介するのは、もちろん、世界の歴史の一つの見方に過ぎません。ご来場の皆さまが、「モノ」をめぐるさらに広いつながりに思いをはせ、見る人それぞれの中に「世界の歴史」が紡ぎ出されていくことを願っております。

大英博物館館長ニール・マクレガー

大英博物館館長ニール・マクレガー


#

プロローグ:ミッション・インポッシブル

100のモノを選び出して「世界の歴史」を語れ

私たちは自らが作り出し、思いを込めたモノに囲まれて生きています。そんなモノたちが最も集まる場所─博物館は、人間の生きざまや帝国の栄光、悲惨な戦争や庶民の祈りなど歴史のドラマを背負ったモノたちで満ちあふれています。その博物館のうち、最も古く設立、公開され、最大級の国立博物館としてゆるぎない地位を誇っているのがイギリス・ロンドンの大英博物館です。

私たちに与えられたミッションは、大英博物館の膨大なコレクションの中のわずか100のモノから、「世界の歴史」を語ること。手がかりとなるのは、2000年以上へだたった2つの棺。

エジプトのミイラは有名ですが、ではその棺はどんなことを私たちに教えてくれるのでしょうか。納められた人物は当時どんな職業で、埋葬後にこの棺はどのような来歴を経てきたのか。モノを丹念に読みとくことで、モノは、自らが歩んできた歴史をポツリポツリと語り始めるでしょう。そしてあなたは、現代ガーナの棺との共通点─2000年の時をへだてても人々が死に対して同じように備えてきたこと─に驚くことでしょう。

100のモノで「世界の歴史」を語るミッションは、決して簡単ではありません。私たちは、誰も試みたことのない大冒険を前にして、足がすくむ挑戦者です。しかし、このチャレンジは必ずや人類の記念碑となることでしょう。

#
#

第1章 創造の芽生え

#

第2章 都市の誕生

#

第3章 古代帝国の出現

#

第4章 儀式と信仰

#

第5章 広がる世界

#

第6章 技術と芸術の革新

#
#
#

第7章 大航海時代と新たな出会い

#

第8章 工業化と大量生産が変えた世界

#

エピローグ

#

大英博物館

大英博物館 The British Museum

1753年に8万点の収集品から始まった大英博物館は、現在、約700万点の収集品を所蔵し、先史時代から現在に至る世界中のあらゆる文化を網羅しています。古代エジプト、アジア、ギリシャ・ローマなど、8つの所蔵部門を擁し、年間約600万人の来館者が訪れる世界を牽引する文化遺産の殿堂として知られています。


体験コーナー

1.楔形文字を書いてみよう


楔形文字を書いてみよう

No.13「楔形文字を刻んだ粘土板」、No.14「メソポタミアの大洪水伝説を語る粘土板」は、文字の始まりを示す貴重な資料。葦を粘土に押しつけて書かれています。自分の名前を楔形文字で書いてみましょう!

2.アストロラーベを使ってみよう


アストロラーベを使ってみよう

No.68「ヘブライ語が書かれたアストロラーベ」の九博版レプリカで、アストロラーベの使い方を体験できます。
「中世のスマホ的存在」というキャッチフレーズの通り、アストロラーベは現在時刻や日の出、日の入りの時刻、天体の動きがわかる他、地理的計算や占星術にも使える便利な道具です。


「大英博物館展 - 100のモノが語る世界の歴史」の画像の訂正について(お詫び)

一部の広報物に掲載中の「ルイス島のチェス駒」の画像に誤りがありました。

#

誤った画像

#

正しい画像

誤の方の画像は、展示品とは異なる側のチェス駒のセットの画像です。訂正してお詫びいたします。

チェスは、ご存知のように対面で対戦し、両方とも駒は同じつくりです。このルイス島のチェス駒にも赤い顔料が残っているものがあり、当時は赤と白の駒で対戦したと考えられています。なお、現在、掲出中のポスター・ちらしについては正しい画像です。