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2009年に九州国立博物館で特別展「国宝 阿修羅像」が開催された際に、文化財用大型CTスキャナを用いて、阿修羅像など八部衆・十大弟子のうち9軀について健康診断や内部構造調査が行われました。その後も調査は継続され、8年かけて解析が行われました。 その研究成果は、昨年、興福寺シンポジウムとして『阿修羅像を未来へ』(東京・有楽町朝日ホール)、『阿修羅像を未来へ受け渡すために』(奈良・奈良大学)を開催し、また『阿修羅 1300年の新事実』(NHK総合)として紹介されました。
このたび、これまでの研究成果に新発見を加えて、CTスキャナによる阿修羅像の調査研究を総括し、阿修羅像の制作や修復の謎に迫ります。
このシンポジウムが阿修羅像研究の新しい基盤となるとともに、「文化財を未来に受け渡すために、未来を担う若者に文化財の大切さを伝えたい」という願いをこめて、シンポジウムを開催いたします。