(左)人と熊 清時代・18〜19世紀 國立故宮博物院所蔵 展示期間10月21日〜11月30日
(右)セレモニーにて「人と熊」ポーズをとる館長とくまモン
平成26年10月7日(火)に開幕した特別展『台北 國立故宮博物院 - 神品至宝 -は、10月21日(火)から故宮の人気者「人と熊」の展示がはじまり、公開記念セレモニーを開催しました。
セレモニーでは、当館館長 三輪嘉六より早朝から開館待ちをしていらっしゃる方々への謝辞に続き、肉形石にも勝るとも劣らない清時代に創作された精巧な「人と熊」の紹介が行われました。この後、当展の応援メンバーのくまモンとのフォトセッションが行われました。
「人と熊」はひとつの玉材の色をそのまま生かし、白い部分に人物を、黒い部分に熊を彫り分けています。楽しげに踊っているようにも見えますが、実は人物の服装から、人間と熊が相撲で力比べをしていると考えられています。「肉形石」の展示期間は終了しましたが、皇帝をも癒す愛らしい笑顔の「人と熊」は、展覧会最終日の11月30日(日)までの展示です。是非ご覧ください。
展示室で「人と熊」を鑑賞するくまモン