過去の展示情報
トピック展示 :
国宝琉球国王尚家関係資料修理完成記念展示
展示期間:
平成22年4月13日(火)〜5月23日(日)
展示場所:
文化交流展示室 基本展示室Vテーマ
概要:
琉球国王家であった尚家は、成化六年(1470)に王となった尚円(しょうえん)から、明治12年(1879)の琉球処分により最後の王となった19代尚泰(しょうたい)まで、400余年にわたって王国を統治していました。これらの資料は尚家が代々継承してきたもので、沖縄県内での国宝第1号です。
琉球の歴史を伝える貴重な資料群ですが、虫食いなどのため、頁を開くこともできないほど傷んでいるものもありました。平成21年度から継続的に保存修理を実施していく計画です。修理事業初年度に仕上げた資料を修理経過報告と共にご覧に入れます。

唐御注文 1冊 修理前写真

修理方針についての協議風景
担当研究員のコメント
修理前までは、開くこともままならなかった資料が、美しく甦りました。これまで、傷みがひどかったため、初公開となる資料がほとんどです。
藤田励夫(博物館科学課)