過去の展示情報

トピック展示 :

茶の湯を楽しむ II


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展示期間:

平成21年9月26日(土)〜11月8日(日)

展示場所:

文化交流展示室 関連第9室

概要:

 茶の湯は日本を代表する伝統文化のひとつです。単に茶を喫するというだけではなく、茶室という限られた空間で、主人と客とがともに楽しい時を過ごすこと、そうしたことすべてが茶の湯です。そこには書や絵が掛けられ、花が活けられます。食事がふるまわれ、お酒も楽しみ、そして茶を喫するのです。
 今回の「茶の湯を楽しむ II 」では、茶の湯という場で活躍するさまざまな美術・工芸品をご覧いただきましょう。掛軸や花入、茶の湯の食事である懐石で用いられる器や、釜、水指、茶入、茶碗といった直接喫茶に関わる道具まで。それらの中には、日本のみにとどまらず、中国や朝鮮半島、あるいは東南アジアとの交流によってもたらされたものも含まれています。
 日本の伝統文化の中にしっかりと根を下ろしている海外との交流も含めて、茶の湯の美の世界をお楽しみください。

主な展示品:

主な展示作品
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展示作品の紹介
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彫唐津茶碗 銘 五葉

彫唐津茶碗 銘 五葉(ほりがらつちゃわん めい ごよう)

彫唐津茶碗 銘 五葉(ほりがらつちゃわん めい ごよう)

蘆屋芦鷺松鶴図真形釜

蘆屋芦鷺松鶴図真形釜(あしやあしさぎしょうかくずしんなりがま)

蘆屋芦鷺松鶴図真形釜(あしやあしさぎしょうかくずしんなりがま)

交趾写荒磯文水指

交趾写荒磯文水指(こうちうつしあらいそもんみずさし)

交趾写荒磯文水指(こうちうつしあらいそもんみずさし)

担当研究員のコメント

茶の湯で活躍する様々な美術・工芸品を展示します。床を飾るもの、茶入や茶碗という喫茶の器から、食器までお楽しみ下さい。

伊藤 嘉章(学芸部長)


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