過去の展示情報
トピック展示 :
多彩な江戸文化〜18世紀京都の画家たち〜
展示期間:
平成21年7月8日(水)〜8月16日(日)
展示場所:
文化交流展示室関連展示室関連第11室
概要:
江戸時代、政治の中心が江戸に移ってからも京都は文化的な中心であり続けました。絵画の世界では、主に幕府の御用を勤める狩野派(かのうは)や、やまと絵を得意とする土佐派(とさは)や住吉派(すみよしは)、俵屋宗達(たわらやそうたつ)に続く琳派(りんぱ)が宮中や社寺の御用を務めていました。
しかし、江戸時代の中頃になると中国やオランダの影響を受けて新しい画風を作り出す人々が現れます。日本の文人画を大成した池大雅(いけのたいが)や、写生を重んじ一大流派を築いた円山応挙(まるやまおうきょ)らです。また曽我蕭白(そがしょうはく)のような個性的な画風を展開させる画家も現れます。
彼らの作品を通して江戸時代の多様な側面をご紹介し、海外との係わりから生まれた工芸品を展示致します。
展示作品の紹介
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担当研究員のコメント 「円山応挙や曾我蕭白ら京都を中心に活躍した、江戸時代を代表する絵画と共に海外との係わりから生まれた、陶磁器や漆器などの工芸品を紹介致します。」 金井裕子(企画課研究員)、川畑憲子(企画課研究員) |
(注)「キャプション名称」とは 難解な展示品の名称を、分かりやすい表現で表した博物館独自の表記です。 |