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キリスト教の伝来と禁制

展示期間:

平成17年10月16日〜展示中

解説:

 1549年イエズス会の宣教師フランシスコ=ザビエルが来日し、キリスト教の布教がはじまった。その後、あいついで宣教師が来日して全国に信仰が広がった。近世に入りキリスト教は一転して禁止され各地で踏絵などによって弾圧された。信者の一部はマリア観音などを信仰するカクレキリシタンとなった。

おもな展示リスト:

1 踏絵
2 マリア観音・キリスト像・聖母像
3 ロザリオ
4 十字架・メダイ
5 切支丹禁制制札
6 太政官制札

展示作品の紹介
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踏絵

踏絵

踏絵

江戸時代、キリスト教信者発見のため、長崎をはじめ九州各地の何百万の人々が踏んだため、表面が摩耗している。

マリア観音・キリスト像・聖母像

マリア観音・キリスト像・聖母像

マリア観音・キリスト像・聖母像

キリスト教禁制により潜伏したキリスト教信者が信仰した彫像。中国で作られたマリア観音はマリア信仰と観音信仰が習合したものである

銅牌・ロザリオ

銅牌・ロザリオ

銅牌・ロザリオ

潜伏したキリスト教信者が家の納戸などに隠し信仰した銅牌やロザリオ。ロザリオにはメダイや十字架が付属していた。