イベント

九州国立博物館開館6周年記念イベント
第二回 九州人形浄瑠璃フェスティバル

催し物イメージ
チラシ・申込書PDF[2.4MB]

九州国立博物館(九博)は、本年10月に開館6周年を迎える事になりました。
開館6周年を記念して九州で活躍する団体による、日本の伝統芸能「人形浄瑠璃」を公演します。

内容:

節をつけて物語を語る「浄瑠璃」に合わせ、三人で一体の人形を操って演じる伝統的芸能「人形浄瑠璃」を公演します。出演は清和文楽、旭座人形芝居保存会、八女市黒木町笠原小学校児童です。
さらに、人形に実際に触れることができるワークショップ(約30分)も開催します。

開催日:

平成22年10月14日(金)・15日(土)

時間:

1日2回公演
(*公演日程は別表をご覧ください)

場所:

九州国立博物館1階ミュージアムホール

入場料:

無料(*事前申込、先着順)

定員:

250名

公演団体紹介・予定演目:

清和文楽[熊本県上益城郡山都町]
演目「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)―山の段」

清和文楽は山都町の清和地区で郷土芸能として受け継がれている農村芸能であり、江戸時代の末(嘉永年間1848〜53)に始まる。明治の終わりには一時衰退したが、昭和に入り天皇即位をきっかけに復興。昭和29年に保存会が結成され、昭和32年村指定文化財(当時、清和村)に、昭和54年には熊本県重要無形文化財の指定を受ける。現在も清和文楽館をはじめ、各地で公演を行ない、多くの方々に楽しまれている。

清和文楽[熊本県上益城郡山都町]

旭座人形芝居保存会[福岡県八女市黒木町]
演目「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)―五条橋の段」

「旭座人形芝居」の始まりは、1872(明治5)年頃といわれる。
第二次大戦中、戦後の衰亡の危機を乗り越えて、昭和30年には、福岡県無形文化財の指定を受け、戸数8戸(現在は6戸)で保存会が発足し、家族ぐるみで継承されている。平成10年度、専用会館の完成を機会に門戸を開き、山中から都市部に向けて交流の輪を拡げようとしている。

旭座人形芝居保存会[福岡県八女市黒木町]

笠原小学校児童4・5・6年生[福岡県八女市黒木町]
演目「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)―巡礼歌の段」

笠原の伝統文化である旭座人形芝居を受け継いで、4〜6年生の児童が「傾城阿波鳴門」の人形浄瑠璃を演じている。20年以上続く活動で学校の伝統となり、子ども達の中に人形浄瑠璃はしっかり根付いている。

人形浄瑠璃 公演日程:

  清和文楽 旭座人形芝居 笠原小学校
10月14日(金) 第1回 開場12:30
公演13:00〜13:30
第2回 開場13:40
公演14:00〜15:00
ワークショップ15:00〜
10月15日(土) 第1回 開場10:30
公演11:00〜12:00
第2回 ワークショップ12:00〜12:30
開場13:45
公演14:00〜15:00

主催:

九州国立博物館

お申し込み先・お問い合わせ先:

申込書に必要事項を記載の上、FAX(メール可)にてお申し込みください。

〔あて先〕
九州国立博物館 人形浄瑠璃フェスティバル事務局〔(株)西広内〕
FAX・電話/092-714-0014(平日9:30〜17:30)
電子メール/kyuhaku@nishiko.co.jp

その他:

時間、場所、内容等が予告なく変更になる場合がありますので、御了承ください。