イベント
古楽器でつづるバロック
〜クラシック音楽の源流を体感しよう〜
九州国立博物館(九博)では、展示活動はもちろんのこと、多様なイベントも積極的に実施しております。その一環として継続的に開催している「きゅーはくミュージアムコンサート」はミュージアムホールや文化交流展示室にてミニコンサートを展開し、来館者の皆様に様々なジャンルの音楽を楽しんでいただいております。
今回、9月に開催する「きゅーはくミュージアムコンサート」の概要が以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
日時:
平成23年9月17日(土)
第1回公演13時00分〜13時30分
第2回公演15時00分〜15時30分
場所:
九州国立博物館1階ミュージアムホール(予定)
入場料:
無料
内容:
現在オーケストラで使われている楽器が完全に今のような形になったのは20世紀のことです。例えば18世紀頃のフルートは木製で、シンプルな指穴が7つあいているだけでしたし、ピアノが誕生したのも18世紀後期で、それまではチェンバロが使われていました。
今回のコンサートではそんな18世紀の復元楽器を用いて宮廷文化が華やかかりしバロック時代の音楽を21世紀に再現いたします。
演奏予定曲目:
J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」 M.ブラヴェ「フルートソナタ」他
出演者:
![]() |
前田りり子(まえだ りりこ):バロックフルート
全日本学生音楽コンクール西日本大会フルート部門(高校生の部)第1位入賞。桐朋学園大学を経てデン・ハーグ王立音楽大学院卒業。山梨古楽コンクール第1位、ブルージュ国際古楽コンクール第2位入賞。15世紀から現代までのフルートを駆使して演奏活動を行っている。有田正広、B.クイケン両氏に師事。東京芸術大学・上野学園大学講師。 |
![]() |
懸田貴嗣(かけた たかし):バロック・チェロチェロをG.ナジッロ、鈴木秀美の各氏に師事。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで優勝。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど古楽団体に参加。近年はイタリアを拠点にリクレアツィオン・ダルカディア、ラ・ヴェネシアーナなどのメンバーとして欧州各地での演奏やレコーディング活動を行っている。 |
![]() |
水野直子(みずの なおこ):チェンバロ
福岡県北九州市出身。武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院修了。大学院修了後古楽器に興味を持ち、2002年ミラノ市立音楽院古楽器科へ入学。2008年同音楽院修士課程を最高点、栄誉付き首席で修了。現在、演奏活動とともに鍵盤楽器レクチャー、イタリア語学書の翻訳を行っている。 |
主催:
九州国立博物館
次回の開催予定:
お問い合わせ先:
【NTTハローダイヤル】050-5542-8600
*ハローダイヤルとは?
その他: