イベント
青年海外協力隊写真展
そこに君はいた・・・
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このたび九州国立博物館(九博)において、福岡で暮らす元青年海外協力隊20名がそれぞれの赴任国で撮影した写真展「そこに君はいた・・・」を開催します。 |
そこにいたからこそ
5千Z$(ジンバブエ・ドル )だったバス乗車賃が、一年後、5千万Z$に跳ね上がったジンバブエ。咲き乱れる杏の樹の下で出会ったパキスタンの老人と子供。野生動物と日常とがあまりにも身近なザンビア。ボリビアのチチカカ湖、青すぎる湖畔の小さな小さな村。ニジェールの“美男子”コンテスト、シリアの“雪合戦”・・・観光とは違い、社会奉仕活動を目的に過ごす2年間。そこには日々の暮らしがあり、“テレビの向こう側”のようだった非日常的な光景が、いつの間にか日常に変わる瞬間がありました。その土地の一員となった青年海外協力隊員の視点で撮った写真をご紹介する展覧会です。
参加者たちは今、福岡で。
写真を届けてくれた参加者の一人、ベリーズで体育を指導した古賀由紀さんにとって、現地で過ごした日々は「日本と日本人」を考えるキッカケになったようです。自分の国と自分自身を知る良い機会であったと振り返ります。ベトナムで子ども達に新体操を教えた七五三靖子さん、現地の同僚と切磋琢磨した日々を自ら撮影した写真から思い出しました。ボリビアで陸上競技指導を担当した岡彰さん、「国際協力は物々交換のようなもの。自分が与えた分だけ自分にも与えられた」と話します。ある日、ある時、世界のどこかで確かにそこにいた人達と福岡をつなぐ架け橋となることを目指した企画です。
展示期間:
平成22年3月24日(水)〜28日(日)
9時30分〜17時00分
会場:
九州国立博物館 1階エントランスホール
入場料:
無料
主催:
JICA九州
後援:
九州国立博物館
お問い合わせ先:
JICA九州(JICAデスク北九州 橋口恵利子)
電話093-662-0055
E-mail:jicadpd-desk-kitakyushushi@jica.go.jp