イベント
長唄囃子の響き
九州国立博物館(九博)では、展示活動はもちろんのこと、多様なイベントも積極的に実施しております。その一環として継続的に開催している「きゅーはくミュージアムコンサート」はエントランスホールや文化交流展示室にてミニコンサートを展開し、来館者の皆様に様々なジャンルの音楽を楽しんでいただいております。
今回、2月に開催する「きゅー はくミュージアムコンサート」の概要が以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
日時:
平成22年2月27日(土)
第1回公演13時00分〜13時30分
第2回公演15時00分〜15時30
入場料:
無料
場所:
九州国立博物館1階エントランスホール
内容:
歌舞伎の演奏に代表される音楽の中でも、能管や鳴物と呼ばれる鼓、太鼓、鐘等は、その名称は知られているものの身近に見聞きする機会はなかなかありません。今回のミュージアムコンサートは篠笛、能管と小鼓、大鼓等長唄囃子の共演です。心に染み渡る笛の音と清々しい鼓の響きをご堪能ください。
演奏予定曲目は、創作曲「笛と鼓」、創作曲「雪うさぎ」、「宵待ち草」他。
出演者:
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藤舎元生(とうしゃげんしょう):能管・篠笛
福岡市出身。笛を鳳声晴千代氏、籐舎名生氏に師事。三味線の杵屋弥吉と共にワールドミュージックとしての日本音楽を目指し「ヴァン・ルージュプロジェクト」を結成。また、笛のより大きな可能性を目指してジャズピアニストの植原健司、ヴァイオリンの加来洋子と共に「クロスロードトリオ」を結成して活躍中。平成18年全曲オリジナルCD「時のうつろい」をリリース。横笛生風会主宰。古典の世界でも九州及び関西の舞踊会、長唄会で活躍中。 |
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中村花誠(なかむらかせい):小鼓熊本市出身。祖母の影響で幼いころから日本舞踊を始める。藤間流・藤間勢珠氏に師事し、15歳で名取となる。また、このころからお囃子(鳴物)を中村流・中村壽誠氏に師事、平成8年中村流師範となる。舞踏家と鳴物師の両方の顔を持つ異色の存在である。また、熊本でも数少ないお囃子師として、新しい気風と女性の持ち味を活かした芸を通じて、日本舞踊の発展とお囃子の啓蒙普及につとめている。 |
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中村弌誠(なかむらいっせい):大鼓幼少より中村花誠氏に長唄囃子を師事。囃子「誠会」メンバーとして、師中村花誠とともに九州を中心に活動中。 |
次回の開催予定:
次回出演予定:
主催:
九州国立博物館
お問い合わせ先:
【NTTハローダイヤル】050-5542-8600
*ハローダイヤルとは?
その他: