イベント

MAPLE’s〜ファゴットの旅路〜

 九州国立博物館(九博)では、展示活動はもちろんのこと、多様なイベントも積極的に実施しております。その一環として継続的に開催している「きゅーはくミュージアムコンサート」はエントランスホールや文化交流展示室にてミニコンサートを展開し、来館者の皆様に様々なジャンルの音楽を楽しんでいただいております。
 今回、6月に開催する「きゅーはくミュージアムコンサート」の概要が以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします

日時:

平成21年6月13日(土)
第1回公演13時00分〜13時30分
第2回公演15時00分〜15時30分

参加料:

無料

場所:

九州国立博物館1階エントランスホール

内容:

 ファゴットの語源はイタリア語で「薪の束」、英語ではバスーンとも呼ばれます。3オクターブ以上の広い音域を持ち、美しく哀愁漂う音色から、明るくおどけた音まで、多彩な音色が出せることが特徴で、低音部を支える楽器としてオーケストラでは重要な役割を果たしています。今回のコンサートは九州交響楽団のファゴット奏者2名による演奏、低音木管楽器特有の調べをお楽しみください。
 演奏予定曲目は、「新・五木の子守唄」「ヴァイセンボーン」他。

出演者:

プロフィール写真

埜口 浩之(のぐち ひろゆき):ファゴット

福岡県出身。東京芸術大学卒業。在学中アスペン音楽祭(米国)参加。第51回日本音楽コンクール入選。東京交響楽団を経て1989年九州交響楽団に入団。1994年アフィニス海外研修員としてフィラデルフィアにて研修。ファゴットを西村孝史、中川良平、B.ガーフィールドの各氏に師事。オーケストラ活動の傍ら、ソロ活動、室内楽、ジャズの分野でも“人の心に響く音”をテーマに活動中。

プロフィール写真

菊地 保(きくち たもつ):ファゴット

広島県呉市出身。作陽音楽大学(現・くらしき作陽大学の前身)音楽学部在学中より、広島交響楽団・大阪フィルハーモニー交響楽団などで研鑽を積みながら、作陽音楽大学を卒業。1976年九州交響楽団に入団。1993年及び98年、JT・アフィニス・セミナー(音楽祭)に参加。2004年1月、九州交響楽団創立50周年記念直方公演及び福岡巡回公演「天神でクラシック・ディスカヴアリー・シリーズ」(大山平一郎指揮)の独奏陣に抜擢され、モーツアルト:協奏交響曲を演奏する。同年3月、九州交響楽団佐賀公演「九電・文化の森コンサート」(大山平一郎指揮)で、ヴオルフガング:コンティニュウムⅢ「ブルーなバスーンのためのファンタジー」を日本初演するなど様々の演奏会に参加している。

プロフィール写真

後藤 百合(ごとう ゆり):ピアノ

京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専修卒業。これまでに、池田博子、古川五巳、吉川由三子、神西敦子の各氏に師事。大学卒業後、熊本モーツァルト協会主催 モーツァルトピアノソナタ連続演奏会に数回に渡り出演、2006年ソロリサイタル開催。2008年ルーテル・アート・アカデミーコンサート(於 県立劇場)に出演。その他、大学同窓生によるムジカダロードラ演奏会等、様々な演奏会に出演する。現在、フリーの奏者として、ソロの他、室内楽、伴奏、合唱やオペラ伴奏などの演奏活動を行う。合唱団アルビレオ、赤とんぼ合唱団ピアニスト。熊本シティオペラ伴奏者。熊本市在住。

次回の開催予定:

平成21年7月5日(日)
「18弦の祝宴 ― ギタートリオ ―」
松下隆二(ギター)池田慎司(ギター)竹内竜次(ギター)

主催:

九州国立博物館

特別協賛:

福岡トヨペット株式会社
特別協賛イベント/スーパーハイブリッドカー NEW PRIUS 館内展示
期間/6月9日(火)〜14日(日)
場所/1階エントランスホール

お問い合わせ先:

【NTTハローダイヤル】050-5542-8600
ハローダイヤルとは?

その他:

時間、場所、内容等が予告なく変更になる場合がありますので、御了承ください。