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今回は、韓国の国立博物館から専門家を招き、古代の大宰府、そして倭に影響を与えた百済をテーマにしたシンポジウムを日本考古学協会、九州歴史資料館と共に開催することにいたしました。
大宰府発掘の40年を振り返る特別講演のほか、古代大宰府の都市像や、百済と倭の工芸技術について二日間に渡って論議を交わしたいと考えています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。






現在900ヘクタールの広大な史跡として保存されている大宰府の遺跡は、1968年から本格的な発掘調査が開始されました。40年におよぶ発掘の結果、文献史料では窺い知れなかったさまざまな歴史的事実が明らかにされてきました。
本シンポジウムでは、これまでに何がわかり、そしてこれからどのように、この歴史遺産を活かしていくのかについて、改めて考える機会にしたいと考えます。
また、日本は古来より大宰府を窓口として、中国や朝鮮半島の政治・文化の影響を強く受けて発展してきました。5世紀後半から7世紀中葉にかけては、東アジアの政治的動乱の中で、中国そして百済を中心とする朝鮮半島の国々からさまざまな新しい技術や文化がもたらされました。
中でも今回は、「工芸技術の系譜と波及関係」に光をあてて、日韓から飛鳥池遺跡(奈良)・水村里古墳群(公州)・王興寺遺跡(扶餘)という近年大きく話題となった3遺跡の研究に携わる先生方をお招きし、これらの遺跡で明らかとなった工芸技術を紹介しつつ、東アジアの国家が誕生していく時期の社会的な諸相の解明を目指します。






日時: |
平成20年12月6日(土)〜7日(日) 両日とも12時30分開場 13時00分開会 ![]() |
会場: |
九州国立博物館1階ミュージアムホール![]() |
主催: |
九州国立博物館、有限責任中間法人日本考古学協会、九州歴史資料館![]() |
後援: |
駐福岡大韓民国総領事館、(財)九州国立博物館振興財団、太宰府市教育委員会![]() |
対象: |
300名(参加費無料 要申し込み)![]() |
申し込み方法: |
〔1〕郵便番号〔2〕住所〔3〕氏名(ふりがな)〔4〕年齢〔5〕参加希望日(6日・7日・両日)〔6〕電話番号等を明記のうえハガキ・FAX・Eメールのいずれかでお申し込みください。先着順で各日300名に入場整理券を郵送します。定員になり次第締め切ります。(お申し込みいただいた方の情報は厳重に管理し、本シンポジウムに関する連絡以外の用途には使用いたしません)![]() |
申し込み先・ お問い合わせ先: |
「国際シンポジウム事務局」 〒810-0001 福岡市中央区天神2-8-34住友生命福岡ビル(株)西広内 電話092-711-3114 (平日10:00〜18:00(12:00〜13:00除く)) FAX092-731-6109 Eメール kyuhaku@nishiko.co.jp ![]() |
プログラム: |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 12月6日(土)「大宰府史跡の発掘調査 -成果と課題-」
![]() ![]() ![]() ![]() 12月7日(日)「百済と倭の工芸技術」※同時通訳あり ![]()
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その他: |
時間、場所、内容等が予告なく変更になる場合がありますので、御了承ください。![]() |
