イベント

イメージ シンポジウム:
イメージ 九州国立博物館開館2周年記念
イメージ 第2回東アジア紙文化財修理シンポジウム
イメージ - 文化をつたえる紙の路 -
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 文化交流のメディアとして重大な役割を持つ紙の材料と製紙技術をめぐる歴史に関する日中韓学術研究の第一人者による最新成果の講演をふまえ、三ヵ国の紙文化財保存修理技術者による紙文化財修理事例の報告を行います。また、九州国立博物館の文化財保存修復施設を利用した中国、韓国の専門技術者を対象としたワークショップ(技術者限定)を実施し、紙文化財の歴史と保存技術に関する専門家の交流を目指すものです。
 近年、日本、中国、韓国を中心とした東アジアの文化財を共通の理念と高い技術で修理、保存するという機運が高まっています。本シンポジウムは昨年中華人民共和国北京において第1 回が盛況に開催され、来年は韓国での開催が計画されています。国境を越えて「紙」「修理」という共通点から様々な交流を深めることが期待されます。
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○  日時
平成19年9月7日(金)〜8日(土)
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○  場所
九州国立博物館1階ミュージアムホール
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○  主催
九州国立博物館・国宝修理装〓師連盟
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○  後援
文化庁・ユネスコ北京事務所・中国国家文物局・中国科学院・中国文物研究所・國立文化財研究所・韓國文化財保存科學會・韓國粧〓研究會・文化財保存修復学会
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○  特別協力
財団法人文化財保護・芸術研究助成財団・全日本社会貢献団体機構
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○  定員
先着200名

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○  参加料
シンポジウム:無料
懇親会:¥5,000(当日会場受付にてお支払い下さい)
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○  プログラム
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9月7日(金)
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10:30〜10:45
開会挨拶 三輪嘉六(九州国立博物館館長)
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10:45〜11:30 = 第1部 =
(仮)中国製紙技術史 潘吉星(中国科学院自然史研究所研究員)
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11:30〜12:15
朝鮮時代製紙手工業と製紙技術 金三基(国立文化財研究所芸能民俗研究室室長)
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12:15〜13:45 昼食
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13:45〜14:30
日本における紙文化の変遷 湯山賢一(奈良国立博物館館長)
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14:30〜14:40 休憩
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14:40〜15:10 = 第2部 =
敦煌文書の修理について 杜偉生(中国国家図書館修復部準研究員)
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15:10〜15:40
「朝鮮王朝実録」の抄紙技法分析および劣化の評価 趙炳黙(江原大学校製紙工学科教授)
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15:40〜16:10
掛軸装紙本絵画の修理について(重要文化財維摩居士図の修理事例) 竹上幸宏(国宝修理装〓師連盟)
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18:00〜20:00
懇親会(九州国立博物館エントランスホール)
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9月8日(土)
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9:00〜09:30
中国紙文化財における保存修理理念の発展 王珊(中国文物研究所研究員)
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9:30〜10:00
紙類遺物の保存処理と状態調査 鄭小英(国立文化財研究所保存科学研究室研究員)
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10:00〜10:30
劣化した宋版本の修理について 森香代子(国宝修理装〓師連盟)
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10:30〜10:45 休憩
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10:45〜11:45 = 第3部 =
パネルディスカッション「 - 製紙技術と修理技術の各国の現状について - 」
コーディネーター:三輪嘉六
パネラー:講演者・事例報告者・岡岩太郎・杜暁帆・朴智善
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11:45〜12:00
閉会挨拶 岡岩太郎(国宝修理装〓師連盟理事長)
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○  特集陳列
文化交流展示室では、紙文化財にまつわる作品のキャプションに「ペーパーロードマーク」を付けています。目印を巡ってご観覧頂き、是非「文化をつたえる紙の路」に思いを馳せて下さい。
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○  関連イベント
9月7日(金)〜9月8日(土)
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10:00〜16:00
和紙製作技術者(6工房予定)による展示・販売/エントランスホール
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9月8日(土)
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13:30〜17:00
〔1〕「日中韓紙文化財専門家会議」
〔2〕シンポジウム参加の海外修理技術者対象「紙文化財修理ワークショップ」
〔3〕シンポジウム参加の文化財専門職対象「文化財の科学的調査ワークショップ」
(CTスキャン、三次元計測その他、事前申込先着20名まで)
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9月9日(日)
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10:00〜11:30
13:30〜15:00
博物館科学・文化財保存修復施設の特別公開(研究員・技術者解説)
シンポジウム参加者事前申込先着80名
当日受付先着80名
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○  申込方法 - 申し込みは終了しました -
参加ご希望の方は、シンポジウム申込用紙に必要事項を記入し、FAXにてシンポジウム事務局宛に8月10日までにお送り下さい。なお、人数の都合によりお断りさせて頂く場合は、折り返しご連絡いたしますのでご了承下さい(先着200名)。

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○  お問い合わせ先
九州国立博物館学芸部博物館科学課保存修復室(藤田・志賀・松尾)
電話092−918−2820/2837
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