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スコータイは、タイ人による初めての王朝です。ワット・スリチュムはスコータイの中でも重要な遺跡で、多くの文化財がここから見つかりました。中でも仏堂に坐す15メートルの大仏アチャナ仏はスコータイを代表する仏像としてスコータイのシンボル的な存在となっています。長い時を経て、表面が脆弱化し、変色してしまったアチャナ仏の微笑みを甦らせる日・タイのプロジェクトについて、石造文化財保存の第一人者である西浦忠輝氏をお迎えし、ご講演いただきます。 西浦氏は、1996年より、アユタヤー、スコータイなど日本人にもなじみ深い遺跡を守るために、日・タイ共同プロジェクトを立ち上げ、その保存と修復、そしてタイ人技術者の育成にも力を注がれてきました。最近は、タイ・世界遺産スタディツアーなど主催し、文化財保存修復の意義について一般の方への窓口も広げています。 今回の講座では西浦氏のお話しを中心に九州国立博物館で保存科学の現場を担う当館学芸員、東南アジア美術分野の学芸員を交え、それぞれの立場から苦労話や人間ドラマなどを、みなさまにご提供いたします。 ![]() |
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日時 平成18年9月8日(金) 15:30〜17:00 ![]() |
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会場 九州国立博物館1階 ミュージアムホール ![]() |
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参加費 無料 定員300名先着順 ※事前の申し込みは必要ありません。当日会場にお越しください ![]() |
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講師![]() 西浦忠輝(国士舘大学教授) 〔プロフィール〕 国士舘大学・イラク古代文化研究所教授。東京出身。長年、東京国立文化財研究所で、世界各地の文化遺産の保存修復に尽力。日本における東南アジアの保存修復事業を初めて立ち上げ、その成果は地元の研究機関に引き継がれ現在に至る。 ![]() |
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対談者![]() 平中英二(九州国立博物館副館長) 今津節生(九州国立博物館研究員) 原田あゆみ(九州国立博物館研究員) ![]() |
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お問い合わせ先 お問い合わせ(ミュージアム講座のみ、下記のお問い合わせ先をご利用ください) 九州国立博物館 交流課 〒818−0118 福岡県太宰府市石坂4−7−2 電話:092−929−3294 ![]() |
