10時30分〜12時00分
*締め切り:1月17日(金)
西日本新聞イベントサービス内「国宝 大神社展」係
*往復はがき1枚で、1つの講演会につき、最大2名の申し込み可。2名の場合は、それぞれの氏名を明記してください。
*ご応募の際にいただいた個人情報は、イベントのご連絡にのみ使用させていただきます。
演目:四本幣(しほんべい)・二弓(にきゅう)・折敷(おしき)・神相撲(かみずもう)・豊年舞(ほうねんまい)・猿田彦(さるたひこ)・宇豆女(うずめ)
壱岐の島は150社を超える神社が鎮座しており、お祭りでは必ずといっていいほど神楽が行われています。国の重要無形民俗文化財に指定されているこの壱岐神楽のおこりは南北朝時代と言われており、神職のみでその伝統の技を守り伝えています。 |
演目:手力雄(たぢからお)・鈿女(うずめ)・戸取(ととり)・御神体(ごしんたい)
高千穂に伝承される夜神楽は、「高千穂の夜神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定され、 天照大神が天岩戸にお隠れになったおり、岩戸の前で、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられるものです。古くからこの地方に伝承され、秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し奉納されています。 |
演目:白鬚神社の田楽
国の重要無形民俗文化財に指定されている白鬚神社の田楽は、佐賀市にある白鬚神社の秋祭に奉納されます。平安時代の芸能の形や舞の所作を色濃く残すこの田楽は、数百年にわたり受け継がれ、現在に至る、佐賀県内唯一の田楽です。子どもたちが演じることから「稚児田楽」とも呼ばれています。 |
演目:八雲払(やぐもばらい)・天孫降臨(てんそんこうりん)
大分県豊後大野市の「御嶽神社」に伝わる御嶽流の神楽で、五穀豊穣、家内安全などを祈念し奉納されます。『古事記』『日本書紀』を題材にしており、面、衣装等、演目ごとに替える演劇性の強い神楽で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 |
演目:道楽(みちがく)・ささらの舞(まい)・扇の舞 (おうぎのまい)
福岡県の無形民俗文化財に指定されている竹の曲(たけのはやし)は平安の昔、太宰府天満宮の祭に田楽の一座が奉仕するようになったことがはじまりとされ、昔から六座(米屋座・鋳物屋座・鍛冶屋座・染物屋座・小間物屋座・相物屋座)と称する家々の子孫のみが受け継ぎ、今日に至っています。 |
演目:踏剱(ふみつるぎ)
高千穂峰にある「狭野神社」「霧島東神社」の神社及び氏子の家に伝承されている神楽を総称して「高原の神舞(かんめ)」と呼んでいます。国重要無形民俗丈化財に指定されているこの「高原の神舞」は、武具を使った舞など旧薩摩藩の神舞を現在に色濃く残しており、他の神泉とは雰囲気の異なる事で知られています。 |
演目:庭燎(ていりょう)・早唐神(はやからかみ)
石清水八幡宮の御神楽は、914年に始められました。御神楽とは、そもそも「神遊び」であり、神と人が共に火を囲んで、夜通し歌ったり舞ったりするという、ごく素朴な神事であったとされています。中断された時期もありましたが、それぞれ再興されました。現在では石清水八幡宮の神職有志とともに「石清水御神楽伝承会」を組織し、その伝統を伝えています。 |
北野町の郷土芸能として伝わる北野天満宮風流は、筑後地区の風流の始まりだとされており、毎年10月第3日曜日に行われる北野天満宮の秋まつり「おくんち」で奉納されています。赤い赫熊(しゃぐま)を被った3人の風流士は、「道行」「神の前」「巻龍」を演じ、稚児たちは大小の鉦(しょう)や太鼓を叩いて花を添えています。昭和51年、福岡県無形民俗文化財に指定されました。 |
幸若舞は、室町時代に流行した語りを伴う曲舞の一種で、能や歌舞伎の原型ともいわれており、毎年1月20日に大江天満神社の五穀豊穣を祈って奉納されています。全国では大江のみに残り、700年の伝統を受け継ぐ極めて貴重なものとして、今なおその趣を残しています。昭和51年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。 |
朝倉市蜷城地区の獅子舞は、舞楽をともなわず、獅子体がシュロで覆われているのが特徴です。毎年10月21日に行われる美奈宜神社の神幸行事「蜷城おくんち」では、獅子舞が奉納されており、獅子に頭を噛まれると病にかからず、獅子が暴れるほど豊年をもたらすといわれています。昭和53年、福岡県無形民俗文化財に指定されました。 |
福岡県京築地域には、古くからこの地に伝わる豊前岩戸神楽(豊前神楽)を伝承する団体があり、その中のひとつ大村神楽は、明治初年頃、大富神社宮司より豊前市大村地区の氏子達に伝授されたことにより発足しました。平成10年には、福岡県無形民俗文化財に指定されました。 |
まぼろしの秘舞 「筑紫舞」
今から2600年以上前、シルクロードの文化は朝鮮大陸を経て北部九州に伝えられました。その一つに舞楽が有り、ほぼそのままの姿で伝えられました。その中で筑紫地方に根付いた舞を筑紫舞と言います。この舞は今日では福岡県の「宮地嶽神社」で伝承しています。 |