博物館からのお知らせ
九州国立博物館は中国文物交流中心と学術文化交流協定を締結しました
「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトを持つ九州国立博物館は、アジア諸国との文化交流を推進する拠点としての役割を果たすため、海外の博物館等との共同研究、研究者の派遣・受け入れ、研究成果や情報の交換等の事業に取り組んでいます。
この度、九州国立博物館と中国文物交流局は、文化財の保存と学術文化交流を促進するため、協定を締結しました。
九州国立博物館が海外の博物館等と学術文化交流協定を締結するのは、平成18年5月に締結した公州博物館・扶餘博物館(いずれも韓国)、平成19年3月の南京博物院(中国)、平成20年11月の国立韓国伝統文化学校(韓国)、平成22年8月の内蒙古博物院(中国)に続き6件目になります。
協定の相手方:
中国文物交流中心
調印日:
平成23年7月20日(水曜日)
協定締結の場所:
中国文物交流中心(中華人民共和国北京市)
調印式出席者:
九州国立博物館:三輪嘉六 館長
中国文物交流中心:王 軍 主任
中国文物交流について:
文化財保護行政機関を統括する国家文物局の直属機関として、1971年に設立されました。
中国文化財の出国等に関する実務全般、海外展示、海外文化財の中国での展示、博物館関連の海外との共同事業の実施等を行っています。
