博物館からのお知らせ

イメージ 博物館情報:
イメージ 全長35mの巨大拓本をエントランスホールに展示

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 九州国立博物館では、平成19年4月10日(火)から6月10日(日)まで、特別展『未来への贈りもの- 中国泰山石経と浄土教美術 - 』を開催いたします。  本展覧会では中国泰山の摩崖刻経の巨大拓本、九州の経塚遺宝のほか、末法の世に華開いた浄土教美術の至宝の数々を展示いたします。
この度、本展覧会にてご紹介する「山東省鉄山摩崖刻経(さんとうしょうてつざんまがいこくきょう)」を一足早く当館のエントランスホールに展示することになりました。本作品は一文字約80センチ、最大長が約35メートルという巨大拓本で、世界最大級のものになります。
 ダイナミックな拓本の展示をお楽しみ下さい。
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○  展示期間
3月20日(火)〜6月10日(日)
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*特別展『未来への贈りもの』は4月10日から6月10日まで開催いたします。
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○  場 所
九州国立博物館 1階 エントランスホール
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*無料でご覧頂けます。
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大集経(たいじっきょう) 巻八海慧菩薩品(まきはちかいえぼさつほん) 山東省鉄山摩崖刻経(さんとうしょうてつざんまがいこくきょう) 二十三幅
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紙本墨拓 中国・北周・大象元年(五七九) 個人蔵 (大集経)各縦約35m 横7.6m  和紙に写し取られた巨大経典。もとは中国の岩山に刻まれたもの。 相次ぐ戦乱や宗教弾圧に翻弄された6世紀の中国仏教界。仏法が衰退して乱世が訪れるという末法思想が現実味を増すなか、固い岩肌に経典を刻み、仏法を後世に残そうとする人々がいた。見通しの良い鉄山に刻まれたこの巨大経典は、多くの人の目に触れたことだろう。
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