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「針聞書」は、織田信長も生きていた戦国時代に書かれた東洋医学書のこと。病気を起こす虫たちが想像豊かに、スペシャルな姿で描かれてます。これまでもぬいぐるみ、絵はがき、Tシャツなどたくさんのグッズで現代によみがえり、きゅーはくの人気者になっていました。
絵本「はらのなかのはらっぱで」は、カラフルな羽をもった肺虫(はいむし)くんが、にんげんのからだのなかを探検し、いろんな虫たちに出会って大騒動を繰り広げるものがたり。

文は、あるときは詩人、あるときはラジオのパーソナリティーと多彩な顔を持つアメリカ人作家、アーサー・ビナード氏。独特の世界観で、いつしか、にんげんのからだのなかに引きずり込まれた感覚をおぼえそう。

著者紹介

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文:アーサー・ビナード(Arthur Binard)![]() 1967年、米国ミシガン州生まれ。 コルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。2001年、詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、2005年には『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞を受賞。絵本に『くうきのかお』(福音館書店)、『ここが家だ——ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)、『はらのなかのはらっぱで』(フレーベル館)、翻訳絵本に『ダンデライオン』『どんなきぶん?』(ともに福音館書店)、『カーロ、せかいをよむ』『カーロ、せかいをかぞえる』(ともにフレーベル館)、『焼かれた魚——The Grilled Fish』(パロル舎)、エッセイ集には『日々の非常口』(朝日新聞社)、『出世ミミズ』(集英社)、『空からやってきた魚』(草思社)などがある。青森放送「サタデー夢ラジオ」のパーソナリティーもつとめる。 ![]() |
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監修:長野 仁(ながの・ひとし)![]() 1968年生まれ。鍼灸師。 明治鍼灸大学大学院博士課程中退後、鍼灸鴻仁(はりきゅうこうじん)開業のかたわら、和方鍼灸友の会を主宰して後進を育成、NHK教育テレビで「ツボエクササイズ」の普及に努める。現在、森ノ宮医療学園はりきゅうミュージアム研究員、北里研究所東洋医学総合研究所客員研究員として鍼灸の歴史研究に従事。 編著書に、『皆伝・入江流鍼術』『日本腹診の源流』(ともに六然社)、『はりきゅうミュージアム』全2巻(森ノ宮医療学園出版部)、『鍼のひびき灸のぬくもり - 癒しの歴史 - 』(内藤記念くすり博物館)、『癒やしのツボエクササイズ』全2巻(NHK出版)など、多数。。 ![]() |
・価格 |
1050円(税込み)![]() |
・発行所 |
株式会社フレーベル館![]() |
・ISBN |
4-577-03294-5![]() |
・規格 |
22×22(cm) オールカラー![]() |
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