博物館からのお知らせ

博物館情報:
フィリピンICT委員会、九博の情報システムを視察

 平成17年10月25日(火)、フィリピンICT委員会(Commission on Information & Communications Technology (CITI))の DIAZ Ricardo Celis氏を代表とする職員5名が、国際協力機構(JICA)研修「ブロードバンドネットワークによる課題解決事例」の一環として、九州国立博物館の情報システムを視察されました。

 フィリピンICT委員会は、昨年2月まで運輸通信省に所属していた通信及び関連部門と、科学技術省の下にあって電子政府を担当していた国立コンピュタセンターを統合して設立された新組織であり、フィリピンにおける経済成長の重要分野として位置づけられています。

 当日の午前中は、福岡県庁において「福岡県電子自治体共通化技術標準」についての視察・質疑が行われ、午後より九州国立博物館をご訪問されました。
 会議室において、当館の情報システムの説明が行われました。日本政府が推進する「EA(業務・システム最適化計画)」と「福岡県電子自治体共通化技術標準」を融合したシステムであることの説明を行いました。バーコードによる資料の一元管理等に関心を示され、ICタグ利用の将来性についてのご質問をいただきました。


写真