博物館からのお知らせ

博物館情報:
消防訓練が行われました

 9月21日、九州国立博物館で消防訓練が行われました。筑紫野太宰府消防本部などから消防隊員50名、消防車23台、職員とボランティア合わせて130名の大規模な訓練になりました。福岡地方にマグニチュード7.0の地震が発生し、1階ミュージアムホールの映写室で出火。多数の負傷者が出たという想定で行われました。
 博物館では貴重な文化財を数多く保管しているため、火災の延焼は防がなければなりません。訓練に参加した人達は真剣な面持ちで負傷者の救助にあたったり、文化財の搬出に取り組んでいました。消防本部の立石消防長は「災害から文化財を守るためにも、より一層防災意識の向上に努めていただきたい」と述べられました。
 最後に消火器の取り扱い方を教わりました。初期消火が延焼の有無を分けるとあって、「どれくらいの火を消せるのか」など質問が飛び交っていました。