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◎重要文化財 聖観音坐像
展示期間: - 3月10日(日)
福岡市・油山観音所蔵。体躯が箱のように角ばり、衣文線は粘りの強いうねりをみせるなど南北朝時代の造形的特徴を示しています。端正な顔立ちも印象的です。本像は、昨年当館の文化財修復施設で修理が実施され、美しい姿がよみがえりました。修理後のX線CT調査により、頭部内から巻物一巻と折紙一通が発見されました。
◎束帯天神像
展示期間: - 2月24日(日)
目を見開き、唇を噛み、怒りをあらわにする天神さま(菅原道真)の絵。そばには、幼いころから天才ぶりを発揮していたという道真の幼少期の姿を描いています。童子を伴う束帯天神像は珍しく、きわめて貴重な作品です。ちなみに、2月25日は道真公の命日です。
◎鶴洲霊〔コク〕筆 観音変相図
展示期間: - 4月7日(日)
観音が自在に姿を変え、衆生を災難から救う情景を39幅に描く(38幅が現存)。そのうち18幅を公開します。絵を日本の画僧・鶴洲が描き、渡来僧の木庵など黄檗宗の高僧が「観音経」を記しています。その他、主に近世の仏画を展示します。
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