九州国立博物館メルマガ Mail Magazine 10月15日号

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【九博メルマガ　VOL.67】平成25年10月15日号

CONTENTS

◆ 特別展「尾張徳川家の至宝」、開催中！
◆ 4階へ行こう！文化交流展示室だより……
　トピック展示「山の神々 - 九州の霊峰と神祇信仰 - 」22日（火）から開催。
　「茶の湯を楽しむVI特別編　煎茶の世界」好評開催中！
◆ あじっぱで遊ぼう！……いろんな動物たちに会える！
◆ きゅーはくニュース……九州国立博物館開館8周年記念特別公演
　「日本とタイの伝統人形劇」
◆ エッセイ　「文化交流展示室の散歩道」第57回トピック展示「山の神々」いよいよ開幕
◆ メルマガ会員だけのお得な情報…… 特別展「尾張徳川家の至宝」の図録プレゼント！
◆ ミュージアムショップより開館8周年記念企画のお知らせ

国宝源氏物語絵巻が期間限定で特別公開！

御三家筆頭大名家の、歴史と格式を示す226件の名品が集いました。
平安の美を代表する日本最古の物語絵巻、
国宝「源氏物語絵巻」。
雲井雁(くもいのかり)と夕霧が登場する国宝「源氏物語絵巻横笛」は
10月27日（日）までの展示です。お見逃しなく！

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グルメやファッションも楽しめる、関連イベントが盛りだくさんです！

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◆トピック展示

竈門神社肇祀1350年記念

「山の神々 - 九州の霊峰と神祇(しんぎ)信仰 - 」

10月22日（火）から12月1日（日）まで、関連第9室にて開催！

宝満山や英彦山など九州各地の霊山の信仰遺品を通じて、
アジアとの交流から生まれた独自の山岳信仰の歴史を振り返る展覧会です。
めったに見ることのできない文化財の数々に、レジャーとしての山登りとはまた違った、山々の新しい魅力を再発見してください。

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◆トピック展示

「茶の湯を楽しむVI　特別編　煎茶(せんちゃ)の世界」

12月1日（日）まで、関連第11室にて開催中！

作法や支度の自由さが人気を呼び、江戸後期に大流行した「煎茶」。
文化人から庶民まで広く愛され、煎茶の本がベストセラーに
なったこともありました。
毎日飲んでいるお茶に深い歴史があることを、
茶道具の名品を愛でながら感じてみませんか。

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いろんな動物たちに会える！

「あじぎゃら」では、ただいま「やきもの動物園」と「世界の動物」を同時開催中！
いろいろな「青」でやきものの色をぬる、
ぬりえコーナーも人気です。
親子でお楽しみください。
＊11月中に展示終了予定です。

＜イベント＞

九州国立博物館開館8周年記念特別公演
「日本とタイの伝統人形劇」

共に3人で1体の人形を操る、日本の人形浄瑠璃「清和文楽」と、
タイの伝統人形劇「フン・ラコーン・レック」。
似ているようで違う、二つの文化をお楽しみください。

◎とき／10月19日（土）、(1)13:00 - 14:00、(2)15:00 - 16:00
◎ところ／ミュージアムホール※開演30分前から受付開始
◎定員280名、要申込（先着順）※定員になり次第締め切り
◎無料

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第57回
トピック展示「山の神々」いよいよ開幕
河野一隆

秋風が薫り立つ季節が訪れた。10月は旧名で「神無月」。日本全国の神様が神話の国、出雲に集結する月だという。おかげで出雲は10月を「神在月」と言うそうな。出雲へ行くだけでも大変なのに、今年は今月初めに行なわれた伊勢神宮、初夏の出雲大社と遷宮つづき。おまけに富士山の世界文化遺産登録と、神様もさぞや席を暖める暇が無かったに違いない。流行語では人知を越えた存在を感じることをスピリチュアルというそうだが、2013年は稀に見るスピリチュアル・イヤーなのだそうだ。

そこで、今年こそは改めて日本の神様に目を向けても良いのではなかろうか。かく言う私も受験か初詣以外は、とんと神社にご無沙汰である。そんな人間が言うのもおこがましいけれど、トピック展示「山の神々 - 九州の霊峰と神祇信仰 - 」が次週から文化交流展室ではじまる。これは開館１周年記念に特別展として開催された「海の神々 - 捧げられた御神宝 - 」の続編である。