鯰岩・鍬の柄橋(鍬の柄橋)

筑紫野市の紫の住宅地には、鯰岩と伝えられる3つの岩と、高尾川にかかる鍬の柄橋と名付けられた橋があります。この岩と橋には菅原道真にまつわる話が伝わっています。


鍬の柄橋

道真は高尾川と呼ばれていたこの川にさしかかった折、橋がなくて渡れずに困っていました。その時通りかかった農夫がとっさに鍬の柄をさしだして橋の代りにして道真を渡したということです。それ以来、高尾川は「鍬柄川」とも呼ばれるようになり、のちに架けられた橋は「鍬柄橋」と呼ばれています。
(筑紫野市『筑紫野市史民俗編』より)

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鍬の柄橋