九博は20周年!
九博は20周年!
九博は20周年!
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開館20周年記念事業

九州国立博物館
開館20周年記念 特別展
「九州の国宝 きゅーはくのたから」

2025年7月5日(土)〜8月31日(日)
九州ゆかりの国宝と、当館が所蔵する選りすぐりの名品を一堂に紹介します。

特集展示
「太宰府博覧会と鎮西博物館
─明治時代の博物館構想」

2025年10月21日(火)~11月30日(日)
九州国立博物館の創設に重要な意義を持つ、太宰府博覧会の開催と鎮西博物館構想についてご紹介します。

 
地元の魅力を発信するイベント
 

九州各地の無形文化遺産の公演を実施するとともに、ご当地の観光や特産品の紹介を行います。

 
快適な環境を提供する施設整備
 

3階特別展示室の改修及び虹のトンネル内のリフトの斜行エレベータへの改修を実施しています。また、九州国立博物館振興財団のご協力のもと4階展示室のシアターを改修しています。

九州国立博物館
開館20周年記念 ロゴマーク

開館20周年記念 ロゴマーク

コンセプト

 このロゴマークは、「海の道、アジアの路」をテーマとする、九州国立博物館の文化交流展をモチーフにしています。
 デザインは、当館の外観と20周年を表す「20th」の文字を組み合わせたものです。2本の線で描くことで、「人と文化の出会い」を表現しています。
 カラーリングでは、海を表す青色と陸を表す緑色を採用し、グラデーションを用いることで、アジアと日本の文化交流の拠点として重要な役割を果たしてきた地元・太宰府の姿を表現しています。

カラーバリエーション

開館20周年記念 ロゴマーク
開館20周年記念 ロゴマーク

20周年記念 特別展

九博は20周年!
九州国立博物館開館20周年記念

九州きゅうしゅう国宝こくほう  きゅーはくのたから

会期 2025年7月5日(土)〜8月31日(日)

九州国立博物館の開館20周年を記念して、本展では九州・沖縄および九博に伝えられた「宝」を一堂に紹介します。 一つは、九州・沖縄にゆかりのある数々の国宝。もう一つは、当館が所蔵する選りすぐりの名品。来年の夏は、九州の「たから」が太宰府を熱くします。

九州の国宝


国宝 琉球国王尚家関係資料りゅうきゅうこくおうしょうけかんけいしりょう
白地牡丹尾長鳥流水菖蒲文様しろじぼたんおんがどりりゅうすいしょうぶもんよう
紅型木綿衣装びんがたもめんいしょう

第二尚氏~明治時代 18-19世紀
沖縄・那覇市歴史博物館

九州の国宝


国宝 宮地嶽古墳出土品みやじだけこふんしゅつどひん
金銅壺鐙こんどうつぼあぶみ

古墳時代 7世紀 福岡・宮地嶽神社

九州の国宝


国宝 太刀たち 銘安家めいやすいえ
平安時代 12世紀 京都国立博物館

九州の国宝


[右]女神坐像じょしんざぞう
[左]重要文化財 男神坐像だんしんざぞう

平安時代 12世紀 九州国立博物館

挂甲の武人 国宝指定50周年記念 / 九州国立博物館開館20周年記念
放送100年 / 朝日新聞西部本社発刊90周年記念

はにわ

会期 2025年1月21日(火)~5月11日(日)

王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形、埴輪はにわ。その最高傑作である「埴輪 挂甲けいこう武人ぶじん 」が国宝指定50周年を迎えたこと、そして当館の開館20周年を記念して、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が集結します。
空前の規模の埴輪展にご期待下さい。

はにわ


国宝 埴輪はにわ 挂甲けいこう武人ぶじん
群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代 6世紀
東京国立博物館

はにわ


重要文化財 鹿形埴輪しかがたはにわ
島根県松江市 平所遺跡埴輪窯跡出土 古墳時代 6世紀
島根県教育委員会

九州国立博物館開館20周年記念 / 放送100年 / 読売新聞創刊150周年

法然ほうねん極楽浄土 ごくらくじょうど

会期 2025年10月7日(火)~11月30日(日)

平安時代末期、「南無阿弥陀仏」ととな えれば誰もが極楽浄土に往生できると説いた法然。その教えは困難な時代を生きる人々に希望を与えました。本展は、連綿と受け継がれる浄土宗850年の美術と歴史を数々の名品によって通覧する記念碑的な展覧会です。

法然と極楽浄土


国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図あみだにじゅうごぼさつらいごうず早来迎はやらいごう
鎌倉時代 14世紀 京都・知恩院
※前期展示

法然と極楽浄土


阿弥陀如来立像あみだにょらいりゅうぞう(見返みかえ阿弥陀 あみだ )
鎌倉時代 13世紀 山形・善光寺

九州国立博物館開館20周年記念

平戸ひらどモノがた 松浦静山まつらせいざん ひろむ情熱じょうねつ

会期 2026年1月20日(火)~3月15日(日)

江戸時代、平戸藩主であった松浦家。個性豊かな藩主の中でも、とりわけ「キャラが濃い」松浦きよし (静山)と熈の親子にスポットを当てた、「モノ」から見る2人の物語。静山の収集品や熈が守り伝えた伝来品から、2人の情熱やその背景に迫ります。鑑賞するだけではない、モノに込められた想いを感じ取っていただく展覧会です。

平戸モノ語り


三勇像さんゆうぞう 内藤業昌ないとうなりまさ筆・佐藤一斎 さとういっさい
江戸時代 天保10年(1839) 長崎・松浦史料博物館

平戸モノ語り


松浦熈像まつらひむろぞう 井手利恭いでとしやす筆・松浦熈 まつらひろむ
江戸時代 天保4年(1833) 長崎・松浦史料博物館

文化交流展

九博は20周年!
九州国立博物館開館20周年記念 特集展示

太宰府だざいふ博覧会はくらんかい 鎮西ちんぜい博物館はくぶつかん明治時代 めいじじだい博物館構想はくぶつかんこうそう

会期 2025年10月21日(火)~11月30日(日)

本展は、九州国立博物館の創設にとってとりわけ重要な意義を持つ太宰府博覧会と鎮西博物館構想についてご紹介するものです。
博覧会出品作をはじめ貴重な関係資料を一堂に会し、太宰府で展開された博物館設立運動の歴史をたどります。

太宰府博覧会と鎮西博物館


太宰府博覧会出品目録だざいふはくらんかいしゅっぴんもくろく』(部分)
明治6年(1873) 福岡・太宰府天満宮

太宰府博覧会と鎮西博物館


鬼面きめん
江戸時代 18世紀 福岡・太宰府天満宮

九州国立博物館開館20周年記念 特集展示

豊臣秀吉とよとみひでよしとアジアの外交 がいこう (仮)

会期 2026年1月27日(火)~3月8日(日)

豊臣秀吉が引き起こし、東アジアの諸国を巻きこんだ大戦争が「壬辰じんしん戦争」(文禄ぶんろく 慶長けいちょうえき、1592-98)です。 この時期に秀吉とアジア諸国との間で交わされた外交の手紙や贈り物に注目し、秀吉の世界戦略や、国々の反応を読み解きます。

豊臣秀吉とアジアの外交(仮)


佐賀県指定文化財 豊臣秀吉像とよとみひでよしぞう
安土桃山~江戸時代 16-17世紀
佐賀県立名護屋城博物館

豊臣秀吉とアジアの外交(仮)


重要文化財 朝鮮国告身ちょうせんこくこくしん
朝鮮時代 万暦22年(1594)
九州国立博物館

九州国立博物館開館20周年記念 特集展示

きらめきの古伊万里こいまり 小郡おごおりC.C.コレクション

会期 2025年4月8日(火)~7月6日(日) 

2018年に当館に寄贈された、国内を代表する古伊万里コレクションの一つである、小郡カンツリー倶楽部コレクションから、選りすぐりの名品を一堂に公開。多彩な魅力に溢れ、ヨーロッパの王侯貴族や国内の富裕層の心を惹きつけた古伊万里をご紹介します。

煌めきの古伊万里


色絵獅子牡丹図有蓋壺いろえししぼたんずゆうがいこ
伊万里(有田) 江戸時代 17世紀末-18世紀初頭
九州国立博物館(小郡カンツリー倶楽部寄贈)

煌めきの古伊万里


色絵鳳凰牡丹図広口瓶いろえほうおうぼたんずひろくちびん
伊万里(有田) 江戸時代 17世紀末-18世紀初頭
九州国立博物館(小郡カンツリー倶楽部寄贈)

九州国立博物館開館20周年記念 特集展示

さわって体験たいけん本物 ほんもののひみつ2025

会期 2025年7月8日(火)~9月15日(月・祝)

ケースの中の文化財、「どうやって作ったんだろう?」「さわったらどんな感じ?」、そんな疑問を感じたことはありませんか?本展ではレプリカや本物をさわって、みなさん自身で文化財の「ひみつ」を探っていただきます。さあ、お手を触れてください!

さわって体験!本物のひみつ2025


海獣葡萄鏡かいじゅうぶどうきょう
中国・唐時代 8世紀 九州国立博物館

さわって体験!本物のひみつ2025


「重要文化財 鬼瓦おにがわら」復元レプリカ
原品:福岡県大宰府政庁跡出土 奈良時代 8世紀
九州国立博物館

きゅーはく秋のツアー

甘味かんみ求心きゅうしん (仮)

会期 2025年10月7日(火)〜12月21日(日)

展示室や分野を横断して回遊するように作品を鑑賞いただくツアー。「甘味」「スイーツ」をテーマに取り上げ、砂糖やお菓子にまつわる美術工芸品、考古資料、歴史資料などを展示いたします。

 

設備整備・イベント

九博は20周年!

設備整備

20周年に向けて3階特別展示室の改修及び虹のトンネル内のリストの斜行エレベーターの改修を実施しています。また、九州国立博物館振興財団のご協力のもとに4階展示室のシアターを改修しています。

施設整備


壁付けケース内壁面改修

施設整備


(参考)中津駅の斜行エレベーター

イベント

九州のユネスコ世界無形文化遺産の公演を地元の観光や特産品の紹介とあわせて実施します。