|
令和7年4月15日号
|

|
九州国立博物館開館20周年記念
特集展示「煌めきの古伊万里 ─ 小郡C.C.コレクション」
開催中
|
|
会期:開催中~7月6日(日)
会場:4階 文化交流展示室 第10・11室、基本展示室
|
|
|
|
2018年に当館に寄贈された、国内を代表する古伊万里コレクションの一つである、小郡カンツリー倶楽部コレクションから、選りすぐりの名品を一堂に公開。多彩な魅力に溢れ、ヨーロッパの王侯貴族や国内の富裕層の心を惹きつけた古伊万里をご紹介します。
本展では、古伊万里を学術的に紹介する解説とともに、20代~30代女性の視点から、作品の魅力をやわらかく発信するデュアル解説を試みています。
|
|

「色絵菊牡丹花盆図大蓋物」
(いろえきくぼたんかぼんずおおふたもの)
伊万里(有田) 1700~1730年代
小郡C.C.コレクション
ヨーロッパには、東洋の磁器に金属の飾りや蓋を取り付けたものが、数多く見られます。ヨーロッパでは、一つの様式に基づいて宮殿や城館の空間を設しつら
えるため、金具のデザインも、同時期の建築や家具の飾りに共通しています。本作品は、ポプリ壺として伝わるもので、伊万里焼の鉢と蓋の間に取り付けた透かしの金メッキ飾りの間から、香りが出るように設計されています。
|
|
|

「色絵扇面散瓔珞文輪花鉢」(いろえせんめんちらしようらくもんりんかばち)
薩摩 明治時代 19世紀
九州国立博物館(小郡カンツリー倶楽部寄贈)
薩摩焼は、慶長(けいちょう)年間(1596-1615)に開窯し、黒釉茶入を始め様々な製品を生産し、幕末には、白釉陶胎の素地(そじ)に、色絵と金泥(きんでい)で緻密(ちみつ)な上絵付けを施(ほどこ)した薩摩金襴手が誕生しました。華やかでエキゾチックな製品は、パリ万博やウィーン万博に出品され高い評価を得ました。
|
|
|

「色絵獅子牡丹図有蓋大壺」(いろえししぼたんずゆうがいたいこ)
伊万里(有田)江戸時代 1690-1720年代
九州国立博物館
壺の胴部に獅子牡丹図をあらわした華やかな壺。金彩(きんさい)を牡丹の花や獅子の鬣(たてがみ)・尾などに多用。天蓋(てんがい)
形の蓋と壺の肩には、花々を描いた色絵の枠と呉須 (ごす)・金彩の枠とを交互に配し、それがまるでレース襟(えり)のように見えます。
|
|
|

展示室の様子
|
|
|

図録発売中 税込価格:2,200円
1階のミュージアムショップまたは通信販売
|
|
|
|
開館20周年記念 第一弾 好評開催中!
入場者数10万を突破しました!
|
|
挂甲の武人 国宝指定50周年記念/九州国立博物館開館20周年記念/放送100年/朝日新聞西部本社発刊90周年記念
特別展「はにわ」
会期:開催中~5月11日(日)
会場:3階特別展示室
|
|
|
|
|

重要文化財 「埴輪 馬子」(はにわ まご)
千葉県横芝光町姫塚古墳出土 古墳時代・6世紀
千葉 観音教寺(芝山町立芝山古墳・はにわ博物館保存)
|
|
|
|

「馬形埴輪」(うまがたはにわ)
愛知県春日井市 味美二子山古墳出土 古墳時代・6世紀
愛知・春日井市教育委員会
|
|
|
|

「鶏形埴輪」(にわとりがたはにわ)
栃木県真岡市 鶏塚古墳出土 古墳時代・6世紀
東京国立博物館
|
|
|

みなさんの質問に担当学芸員3人が本気で回答!YouTubeで公開中!
|
|
|
|
|
イベント情報

|
特別企画「夜の博物館たんけん隊」
開催日時:4月19日(土)午後6時~7時
(詳細につきましてはHPをご覧ください)
夜間開館時に特別に実施するバックヤードツアー。
研究員が隊長となり、博物館の裏側を案内します。
普段は入ることができない展示室のバックヤードや文化 財の撮影をする写場の見学、作品搬出用の巨大エレベーターに乗る体験などを行います。
博物館の「展示する」「運ぶ」「守る」仕事の一部を紹介します!
|
|
|
|
|
九州国立博物館メールマガジン「メルマガ」配信停止のお知らせ
|
|
|
|