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◎「広がる貝 留まる文様」
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
弥生時代、北部九州の人々はゴボウラ、イモガイといった大きく美しい貝を珍重しました。それらの貝は、奄美諸島以南の海に産し、種子島には生息しませんが、種子島広田遺跡の墓には、これらを用いた数多くの貝製品が副葬され、島独自の文様が描かれています。「貝符」「竜佩形貝製垂飾」「ツノガイ珠」の島独特の装飾品をご覧ください。
◎国宝 方格規矩四神鏡
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
平原方形周溝墓は、邪馬台国に近い時代の伊都国(現在の糸島地域)を治めた王の墓と考えられています。出土品は全て国宝で、計40面もの青銅鏡の中でも特に径45cmを超える超大型鏡が非常に有名です。今回は通常サイズの文様が精緻な中国鏡を1面展示。意図的に破壊されていて、葬送に際しての儀式を垣間見ることができます。
[修理完成記念特別公開]
◎大分県指定文化財 大分県豊後高田市・円福寺 大応国師坐像
展示期間: - 12月24日(月・祝)
大応国師(南浦紹明:1235 - 1308)は日本臨済宗発展の礎を築いた高僧で、大宰府の崇福寺でも33年間住持を務めました。その肖像彫刻は類例が少ないのですが、本像は制作年と作者が明らかなうえ貴重な像内納入品をともなう貴重な作例です。このたび当館の文化財保存修復施設で320年ぶりに本格修理が実施され、美しい尊容を取り戻すことができました。
◎金唐皮・金唐皮帖
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
金唐皮は、ルネッサンス時代にうまれた金装飾された皮で、ヨーロッパでは富の象徴として城の壁面装飾や家具の素材として発展しました。17世紀後半にはオランダの特産品として日本でも珍重され、刀の柄、馬具、煙草入などに仕立てられました。
◎唐土勝景図巻 伝雪舟 筆
展示期間: - 12月2日(日)
中国に渡航した雪舟(1420 - 1506?)は、異国の風景を熱心に描き留めました。揚子江に浮かぶ鎮江(江蘇省)の金山から始まる3つの場面はすべて江蘇省が舞台です。
◎重要文化財 17世紀当時最新の世界地図
展示期間: - 12月2日(日)
17世紀オランダを代表する地図制作者・ブラウによる世界地図。上部左右には天体運行図を、下部にはオランダ語による世界地誌を記しています。
◎朱印船交趾渡航図巻
展示期間: - 12月2日(日)
江戸時代初期の、日本と交趾(現在のベトナム中部)との朱印船貿易を描いた絵巻。朱印船が渡航する様子やベトナムの光景を詳細に活写しています。
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