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◎重要文化財　扶桑略記巻第二十
展示期間：1月17日（火） - 3月11日（日）
扶桑略記(ふそうりゃくき)は神代から堀河天皇の時代までを記した歴史書。延暦寺の僧・皇円(こうえん)が編纂しました。展示する写本は巻第二十の最古のもの。平安時代初め、仏の教えを求めてインドに向った真如親王（しんにょしんのう）が、マレー半島で亡くなったことを伝えた箇所を紹介します。

◎仏涅槃図（ぶつねはんず）
展示期間：1月17日（火） - 2月26日（日）
釈迦入滅の様子。
釈迦の死を嘆き悲しむ人々や動物たちが情感たっぷりに描かれています。

◎重要美術品　阿弥陀の浄土を知る十六の方法
展示期間：1月17日（火） - 2月26日（日）
西方にあるという阿弥陀の極楽浄土。
その情景をイメージするための16の段階を細かな筆致で描いています。

◎奉天誥命（ほうてんこうめい）
展示期間：1月17日（火） - 2月26日（日）
清朝皇帝が役人に爵位を授けるときに発行した誥命。双龍・鳳凰をあしらった五色の絹布に、漢語と満州語が併記されています。

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◇文化交流展観覧料
一般：420円・大学生：130円
※高校生以下・18歳未満及び満70歳以上の方は無料。
入場の際に年齢の分かるもの（生徒手帳、健康保険証、運転免許証など）をご提示下さい。
※1/1 - 3/4は特別展「細川家の至宝 - 珠玉の永青文庫コレクション - 」の半券でご覧いただけます。
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　まず、紙を用意して１匹の鳥を描いてみてください。
紙がなければ頭の中のイメージでも良い。私が描いたのは、頭から羽根にかけては側面から、足は正面からみた３本に爪先が分かれたものである。このような鳥は漫画にもよく登場するためか、子供に描かせると鳥のほとんどがこの形であるようだ。このような絵は、装飾古墳に描かれる人物や動物、つまり原始の絵画に脈々と流れる決まりと言われている。
　もうひとつ、リンゴ３個を皿の上に載せた絵を描いてみてください。
　３個が並列した絵を描いた人はどのくらいいるだろうか。装飾古墳の絵柄は決して重ねて描かれないから、そのように描いた人は、古代の画家に近い。装飾古墳独特の味わいは、このような描かれ方の決まりによって醸し出される。九博の装飾古墳展示室では、ぜひ「自分ならこのように描く」といった視点で楽しんでもらえれば幸いである。

福岡県竹原古墳の壁画と装飾古墳の絵柄の描き方