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令和7年8月15日号
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第2章 研究員のイチオシ
最先端ファッションを纏(まと)う伊万里焼の展示風景
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九州国立博物館開館20周年記念
特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」
開催中
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平成17年(2005)10月にオープンした九州国立博物館は、ことし開館20周年を迎えます。これを記念して、特別展「九州の国宝
きゅーはくのたから」を開催中。
閉幕まであと17日。九州・沖縄ゆかりの国宝が一堂に会するまたとないチャンス。お見逃しなく!
会期:開催中~8月31日(日)
展示場所:3階 特別展示室
小学生と中学生の観覧料無料
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国宝「栄花物語」(えいがものがたり)
鎌倉時代・13世紀
九州国立博物館
(通期)
平安時代中期の政治社会で最高権力者となった藤原道長(ふじわらのみちなが)の栄光の日々を、物語ふうに記述した書物。朝廷での政治や儀式、行事等がこと細かに記される。本作品はその鎌倉時代の貴重な写本。
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国宝「太刀 名物 日光一文字」(たち めいぶつ
にっこういちもんじ)
一文字派 鎌倉時代・13世紀
福岡市博物館
(通期)
備前国(岡山県)の福岡で作刀を行った一文字派の刀工による傑作。栃木県の日光権現(二荒山(ふたらさん)神社)に奉納されたものが北条家に伝わり、のち黒田藩祖の黒田孝高(くろだよしたか)に贈られ黒田家の家宝となった。
(展示替えを行い、前期とは異なる面を表にして展示しています。)
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国宝「黒漆雲龍螺鈿東道盆」(くろうるしうんりゅうらでんとうんだーぶん)
(琉球国王尚家関係資料)
第二尚氏時代・19世紀
沖縄・那覇市歴史博物館
(8月5日~8月31日)
貝殻と漆で文様を表した食べ物を盛り付ける箱。光り輝く螺鈿の美しさと、細やかで精緻(せいち)な技法はご注目!
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九博コレクションの中から厳選された個性的な魅力あふれる9作品、その名もきゅーはくトレジャーズナイン(QT9)!!
その中から2作品をご紹介
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色絵獅子香炉(いろえししこうろ)
仁清 江戸時代・17世紀
九州国立博物館(坂本五郎氏寄贈)
(通期)
まさに目が点!びっくりしたような顔やひねったお尻がなんともキュートだけど、作者は、かの仁清(にんせい)。作品が最も多く国宝や重要文化財なっている超有名な陶工なのだ。
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ムッリーネ連玉(むっりーねれんだま)
イタリア ヴェネツィア・20世紀
九州国立博物館(柴田惠美子氏寄贈)
(通期)
このヴェネツィア・ガラスの作品、明るく楽しく美しいだけではない。多彩なモザイクガラスのご先祖は、はるか紀元前にさかのぼるのだ。でもやっぱり理屈ぬきに楽しい!
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担当学芸員の自作パワポアニメ!第2弾公開中!
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特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」関連イベント
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記念講演会
(申込不要)
8月16日(土) 午後1時30分~午後3時40分(予定)
「きゅーはく書跡コレクションの魅力ー王羲之と料紙装飾ー」
講師:松浦晃佑(当館文化財課主任研究員)
「祝!復縁 男神女神像」
講師:大澤信(当館文化財課主任研究員)
会場:九州国立博物館 1階ミュージアムホール
定員:270名 *変更する場合があります。
聴講料:無料、ただし本展観覧券(半券可)もしくはQRチケット画面の提示が必要
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九州国立博物館開館20周年記念
特集展示「さわって体験!本物のひみつ2025」
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毎年大人気、文化財を身近に感じられ、文化財の「秘密」をさわって、確かめることができるこの展示!夏休みの自由研究にいかがですか。
会期:開催中~9月15日(月・祝)
展示場所:4階文化交流展示室 第9室
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展示場所;4階文化交流展示室 中央エリア
かたちも重さも実物の文化財そっくりに制作した茶碗型ハンズオンコントローラーを動かせば、8Kモニター上の高精細画像を360度どの角度からでも鑑賞できます。3つの名椀から好きなものを選んで、ふれて、まわして。九博だけの特別版です。
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イベント情報

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特別企画
「夜の博物館たんけん隊」
開催日時:8月16日(土)午後6時~午後7時(先着30名)
参加費:無料(ただし、文化交流展の観覧料は必要です。高校生以下、70歳以上は無料。)
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きゅーはくカフェコンサート
日時:8月22日(金) 観覧料:無料
第1回 午後2時(30分間)
第2回 午後3時(30分間)
場所:九州国立博物館1階エントランス カフェ前
出演:福岡女子短期大学音楽科 卒業生の皆さま
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