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VOL.237 令和2年11月15日号
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開館15周年記念特集展示
織物に魅せられて - 加賀前田家伝来の名物裂 -
令和2年12月1日(火) - 令和3年1月24日(日)
茶の湯の広まりとともに、舶来の古くて美しい染織品を「名物裂」と称して収集する文化が花開いたことをご存知でしょうか。本展では加賀の前田家に伝わった名物裂について、九博所蔵の裂帖を中心にご紹介します。
絢爛豪華な前田家の名物裂、大阪の豪商 鴻池家の家宝の織物、金模様の織物が魅せるめくるめく金の世界を、ぜひ会場で!
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絢爛豪華!前田家の名物裂
17世紀以降は、裂自体が鑑賞の対象として扱われるようになり、名物として名前が与えられた織物も出来てきました。ここでは前田家旧蔵のさまざまな織物を通して、名物裂の多様さをご紹介します。
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有栖川錦(部分)
15~16世紀 京都国立博物館所蔵
展示期間:後期(令和3年1月1日~1月24日)
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撫子蛍文様金襴 (部分)
16世紀 京都国立博物館所蔵
展示期間:前期(令和2年12月1日~12月23日)
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家宝の織物
この裂箪笥は大坂の豪商・鴻池家に家宝として伝来したものです。中には87種もの織物が収められており、いずれも茶器を包む袋「仕覆」に用いられたもので、名織物が揃っています。
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鴻池家伝来裂箪笥
13~17世紀 個人蔵
展示期間:通期(仕覆は2週間ごとに展示替え)
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めくるめく金の世界
九博の裂帖に貼り込まれる裂は、印金や金羅・金紗が揃います。これらは格の高い墨跡の表具に使用されるために蒐集された織物で、現在も絢爛たる輝きを放っています。九博本は裂の保存のために現在は38面に分けて保管されており、この展示を期にそれらを前後期に分けて一挙公開いたします。
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前田家伝来名物裂帖より
14~16世紀 九州国立博物館所蔵
展示期間:[左]前期(令和2年12月1日~12月23日)、[右] 後期(令和3年1月1日~1月24日)
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「奈良 中宮寺の国宝」
会期:令和3年1月26日(火) - 3月21日(日)
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開館15周年記念特集展示「しきしまの大和へ-奈良大発掘-」開催中!
会期: - 12月20日(日)まで
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