|
VOL.252 令和3年7月1日号
|
九博で花鳥風月を感じよう!
- 4階文化交流展示室で展示中の文化財をご紹介 -
|
|
|

|
花鳥堆朱盆(かちょうついしゅぼん)
中国・南宋時代 13世紀 九州国立博物館
( - 2021年7月4日まで展示予定)
漆を塗り重ねた層に、鋭い刃物で文様を彫り込む「調漆(ちょうしつ)」という技法で飾られた盆。調漆の中でも最上層が朱色のものを「堆朱(ついしゅ)」と呼ぶ。
|
|
|
|

|
色絵孔雀牡丹太湖石図瓶
(いろえくじゃくぼたんたいこせきずへい)
伊万里(有田)江戸時代 17世紀 九州国立博物館(坂本五郎氏寄贈)
( - 2022年3月31日まで展示予定)
本作品のどろっとした濃い色調の上絵具は、伊万里焼の比較的初期の色絵の特徴である。いずれの文様も精緻な筆致であらわしており、その技術力は秀逸である。
|
|
|
|

|
牡丹図(ぼたんず)
小田野直武筆 江戸時代 18世紀 九州国立博物館
( - 2021年7月4日まで展示予定)
小田野直武(おだのなおたけ)は、司馬江漢(しばこうかん)などに影響を与えた洋風画家。細やかな濃淡や銅版画を思わせる精緻な輪郭線で陰影や質感が表現され、写実的でありながら幻想的な画面に仕上がっている。
|
|
|
|

|
牡丹螺鈿長方盆(ぼたんらでんちょうほうぼん)
中国・元~明時代 14 - 15世紀 九州国立博物館
( - 2021年7月4日まで展示予定)
咲き誇る牡丹花を、細緻な螺鈿で表した盆。立ち上がりは花唐草文で華やかに飾る。
|
|
|
|

|
西洋更紗裂(せいようさらさぎれ)
フランス 18 - 19世紀 九州国立博物館
( - 2021年8月1日まで展示予定)
西洋更紗はインド更紗を模倣することから始まり、銅版捺染法(どうはんなせんほう)や化学染料の開発によって新たな表現が可能となった。近代産業の発展による上質な綿布の製産はインド更紗を凌駕し世界各地に流通した。
|
|
|
|
特別展「皇室の名宝」関連イベント
申込締め切り迫る!!!
|
|
|
夏の特別展「皇室の名宝-皇室と九州をむすぶ美-」が、いよいよ7/20(火)から始まります。記念講演会など関連イベントを開催予定です。申し込みは7月9日(金)までです。お見逃しなく!
|
|
|
|
|
(1) ぬりぬりグレイズ - 十四代中里太郎右衛門氏と三彩に挑戦! -
宗像大社所蔵の奈良三彩小壺を復元された十四代中里太郎右衛門氏を講師にお招きし、平皿と浅小鉢を三彩で彩ります。
日時:第1回 令和3年7月31日(土)13:00 - 15:00
第2回 令和3年8月5日(木)13:00 - 15:00
定員:各回8名(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料
【応募締切:7月4日(日)まで】
|
|
|
(2) 絹の体験教室 KURUKURU SILK
さなぎが入っている繭から真綿を作り、糸つむぎをするワークショップです。
絹や蚕についてのマニアックな解説付きで、おうち時間や夏休みの宿題にもぴったり!
日時:第1回 令和3年8月16日(月)11:00 - 14:30
第2回 令和3年8月21日(土)11:00 - 14:30
定員:各回8名(先着順)
参加費:無料
【応募開始:7月8日(木)から】
|
|
*注意:どちらのワークショップも「Zoomミーティング」を利用できる端末(パソコンやタブレット、スマホなど)と、ネット環境が必要です。なお、Zoomの無料アカウントでご参加頂けます。
|
|
【ご案内】没後30年「相田みつを全貌展 - みつをが遺したもの - 」 (佐賀県立美術館)
|
|
「にんげんだもの」で知られる書家、相田みつを(1924 - 1991年)の没後30年を記念する「相田みつを全貌展」が7月8日(木)から8月22日(日)まで、佐賀市の佐賀県立美術館で開かれます。当館館長の島谷弘幸が「練達した線と余白の美 - 相田みつを 書の魅力 - 」をテーマに語る特別記念講演会も開催予定です。詳しくはサイトをご確認ください。
|
◎九博メルマガ会員の方は、前売り料金で観覧ができます。
このメルマガをご提示ください。
|
|