憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝
憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝
憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝

担当学芸員が特別展をご紹介!

記念講演会『三右衛門が熱く語る-憧れの東洋陶磁』

開催情報

会期

令和5(2023)年7月11日(火)~9月3日(日)
【本展は会期中に展示替えを行います。】

開館時間:

日曜日・火曜日〜木曜日
9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)

金曜日・土曜日【夜間開館】
9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)
*夜間開館の実施については変更になることがあります。

休館日:

月曜日、7月18日(火)〔*ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館 〕

観覧料

一 般 1,700円
高大生 1,300円
小中生 900円
*上記料金で4階「文化交流展(平常展)」もご観覧いただけます。
*大学生以下の方は学生証や生徒手帳をご持参ください。
無料対象の方は以下の通りです。(証明書の提示等が必要です)
  • 未就学児
  • 障害者手帳等(*)をご持参の方およびその介護者1名
    *身体障害者手帳、療育手帳、 精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性疾病医療受給者証 (障害者手帳アプリ「ミライロID」も使用できます。)
  • 無料観覧券をお持ちの方
  • 九州国立博物館友の会特別展観覧券をお持ちの方
  • 九州国立博物館メンバーズプレミアムパスをお持ちの方
  • 九州国立博物館賛助会員の方
  • 国立文化財機構の特別支援者および賛助会員、清風会員
  • ICOM会員
  • 日本博物館協会会員
チケット購入情報・出品目録・図録

当日券取り扱い所

美術展ナビチケットアプリ
ローソンチケット(Lコード83857)
チケットぴあ(セブン-イレブン)(Pコード994-198)
●九州国立博物館1階券売所

  • お得なセット券、特典付観覧券も販売します(一部プレイガイド限定)。
  • 払い戻し・転売不可。
  • 会期中のチケット購入には当日料金が適用されます。
  • チケット購入の際に各プレイガイドによって各種手数料が発生する場合があります。
  • 会場の混雑状況によっては、ご入場までお待ちいただくことがあります。
公式図録

特別展「憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」公式図録

B5変形、128頁、オールカラー/2,500円(2,750円税込)

  • 国宝3件、重要文化財19件を含む、選りすぐりの名品112件を紹介。
  • 日本伝世の「油滴天目の双璧(そうへき)」、国宝と重要文化財の2件を並べて鑑賞できる。
  • 東アジアと日本の文化交流を学べる貴重な機会。
  • 作品の鑑賞に役立つ用語解説も充実。

会期中は、3階特別展示室入口の特設ショップもしくは1階ミュージアムショップで販売いたします。

関連イベント・概要

関連イベント

聴講無料

リレー講座
「これであなたもやきものツウ!」

第1回 :
日時:令和5年7月15日(土)14時~15時30分
「大阪市立東洋陶磁美術館、40年の歩み」
守屋雅史氏(大阪市立東洋陶磁美術館館長)
「日本文化となった東洋陶磁」
酒井田千明(当館主任研究員)
第2回 :
日時:令和5年8月12日(土)14時~15時30分
「中国陶磁への誘い」
小林仁氏(大阪市立東洋陶磁美術館学芸課長代理)
「韓国陶磁への誘い」
鄭銀珍氏(大阪市立東洋陶磁美術館主任学芸員)
会場 :
九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員 :
270名
*変更する場合があります。
聴講料 :
無料(先着順のため、事前申込不要)
*本展観覧券(半券可)もしくは二次元バーコードチケット画面の提示が必要です。
展示・販売

きゅーはく陶器市

特別展「憧れの東洋陶磁-大阪市立東洋陶磁美術館の至宝」記念イベントとして、福岡と佐賀の陶芸家、窯元、ショップが出店します。茶器、花器をはじめ皿、コーヒーカップなどを展示・販売します。

開催日:
令和5年7月29日(土)・30日(日)
有田陶芸協会、佐賀県陶芸協会
令和5年8月19日(土)・20日(日)
高取焼宗家(福岡県東峰村)
令和5年8月22日(火)~9月3日(日)
波佐見焼DRESS(長崎県波佐見町)
*( )内は産地 
時間 :
9時30分〜17時00分
*日程や時間は変更の可能性があります。
申し込み受付は終了しました

トークセッション
三右衛門が熱く語る「憧れの東洋陶磁」

十四代中里太郎右衛門氏、十四代今泉今右衛門氏(重要無形文化財保持者)、十五代酒井田柿右衛門氏、と酒井田千明(当館主任研究員)が大阪市立東洋陶磁美術館の名宝について熱く語ります!

日時 :
令和5年7月29日(土)13時30分~15時(13時開場)
会場 :
九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員 :
270名
*変更する場合があります。
申し込み方法:
*申し込み受付は終了しました。(定員以上のお申し込みをいただきましたので当日受付はありません)
往復はがき、もしくは申し込みフォームからご応募ください。往復はがきの往信用裏面には、郵便番号、住所、希望者全員の氏名(ふりがな)、代表者電話番号、人数(1通につき2名まで)を、返信用表面には代表者の郵便番号、住所、希望者全員の氏名を明記の上、下記宛にお送りください。
[送り先]
〒810-8581 福岡市中央区赤坂1-16-5
読売新聞西部本社事業部内「東洋陶磁展関連イベント」事務局

(締め切り)令和5年6月23日(金)

*ご応募の際にいただいた個人情報は、本件の連絡にのみ使用いたします。
*聴講は無料ですが、本展観覧券(半券可)もしくは二次元バーコードチケット画面の提示が必要です。
定員 :
270名
*変更する場合があります。
トークセッション 三右衛門が熱く語る「憧れの東洋陶磁」 登壇者変更のお知らせ【7/12更新】

十四代中里太郎右衛門氏のご登壇が、諸般の事情により叶わなくなりました。 楽しみにされていたお客様には、心よりお詫び申し上げます。
中里太郎右衛門氏に代わり、福島善三氏(重要無形文化財「小石原焼」保持者)に ご登壇いただくことになりましたのでお知らせ申し上げます。

申し込み受付は終了しました

やきものワークショップ
家族でロクロ成形に挑戦!

中村清吾氏の指導で、ロクロを体験しながら、青磁長頸瓶 銘「かすがい 」の成形に挑戦する、ワークショップを開催します。
*ロクロのみの体験です。釉掛け、焼成は講師が行います。

講師 :
中村清吾氏(有田焼陶芸作家)
日時 :
令和5年7月16日(日)
第1回10時00分~12時00分 第2回14時00分~16時00分
会場 :
九州国立博物館1階研修室
定員 :
各回6組(1組2名)
材料費 :
1組につき600円を当日、受付にて頂戴します(現金のみ)
条件:
事前申込制(参加人数多数の場合は抽選になります)
参加日当日に観覧券(もしくは半券)の提示が必要(券は当日のものでなくても可)
令和5年8月19日(土)10時00分~12時00分または20日(日)の9時30分~10時30分/13時30分~15時00分に当館まで完成作品を受け取りに来られる方。
取材または体験風景の写真が新聞などに掲載されることをご了承いただける方。
その他:
受取方法等についは、ワークショップ当日にご案内いたします。
憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝 憧れの東洋陶磁 ― 大阪市立東洋陶磁美術館の至宝

青磁長頸瓶 銘「鎹」
大阪市立東洋陶磁美術館
住友グループ寄贈(安宅コレクション)

中村なかむら 清吾せいご氏プロフィール

「ロクロの名手」とうたわれた陶芸作家、故・中村清六氏の孫。
佐賀県有田町出身。九州大学を卒業後、実家である高麗庵清六窯にて、祖父の指導の下修業を行う。平成二十五年、日本伝統工芸展東京都知事賞受賞「白磁鉢」。

応募方法:
*申し込み受付は終了しました。(定員以上のお申し込みをいただきましたので当日受付はありません)
*ご応募の際にいただいた個人情報は、本件の連絡にのみ使用いたします。
*参加にあたって、当日受け付けにて本展観覧券(半券可)もしくはアプリチケット画面の提示が必要です。
*材料費としてペア1組につき600円を当日受け付けにて頂戴します(現金のみ)。
*当日は汚れてもよい服装でお越しください。
*作成する作品はペア1組で1器です。
関連イベントに関するお問い合わせ: 「東洋陶磁 関連イベント」事務局(讀売新聞内西部本社事業部内) 092-715-6071(平日10時〜17時)

主催:

九州国立博物館・福岡県、大阪市立東洋陶磁美術館、読売新聞社

共催:

(公財)九州国立博物館振興財団

助成:

(公財)福岡文化財団

特別協力:

太宰府天満宮

協力:

株式会社 ニシイ、株式会社 九電工

後援:

太宰府市、太宰府市商工会、太宰府観光協会、日本工芸会西部支部

お問い合わせ:

ハローダイヤル
050-5542-8600(9時00分〜20時00分/年中無休)

中国陶磁

国宝 飛青磁花生

国宝 飛青磁花生とびせいじはないけ

中国・龍泉窯 元時代 14世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

重要文化財  青花蓮池魚藻文壺

重要文化財 青花蓮池魚藻文壺せいかれんちぎょそうもんつぼ

中国・景徳鎮窯 元時代 14世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

重要文化財  青磁刻花牡丹唐草文瓶

重要文化財 青磁刻花牡丹唐草文瓶せいじこっかぼたんからくさもんへい

中国・耀州窯 北宋時代 11-12世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

五彩牡丹文盤(「大明萬曆年製」銘)

五彩牡丹文盤ごさいぼたんもんばん(「大明萬曆年製だいみんばんれきねんせい めい

中国・景徳鎮窯 明時代 16-17世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

韓国陶磁

青花辰砂蓮花文壺

青花辰砂蓮花文壺せいかしんしゃれんかもんつぼ

韓国 朝鮮時代 18世紀後半
大阪市立東洋陶磁美術館(安宅英一氏寄贈)

青磁陽刻菊花文輪花形碗

青磁陽刻菊花文輪花形碗せいじようこくきっかもんりんかがたわん

韓国 高麗時代 12世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

粉青白地象嵌条線文簠

粉青白地象嵌条線文簠ふんせいしろじぞうがんじょうせんもんほ

韓国 朝鮮時代 15世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

国内に伝来するまぼろしの汝窯青磁じょようせいじを同時公開

青磁盤

青磁盤せいじばん

中国・汝窯 北宋時代 11世紀末-12世紀初
東京国立博物館(香取國臣氏・芳子氏寄贈)

青磁水仙盆

青磁水仙盆せいじすいせんぼん

中国・汝窯 北宋時代 11世紀末-12世紀初
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

室町将軍家の御殿の床飾りを再現!

永享9年(1437)の後花園天皇ごはなぞのてんのう室町殿行幸むろまちどのぎょうこう で飾られた伝徽宗きそう玉澗ぎょくかん の名画を会所の室礼にならい青磁の花生・香炉と組合わせて展示します。

重要文化財  青磁鳳凰耳花生

重要文化財 青磁鳳凰耳花生せいじほうおうみみはないけ

中国・龍泉窯 南宋時代 13世紀
大阪市立東洋陶磁美術館
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

国宝  秋景冬景山水図  伝徽宗筆

国宝 秋景冬景山水図しゅうけいとうけいさんすいず 徽宗 きそう

中国 南宋時代 12世紀
京都・金地院
[展示期間]7月11日(火)〜8月6日(日)

日本伝世の「油滴天目の双璧そうへき

国宝(大阪市立東洋陶磁美術館所蔵)と重要文化財(当館所蔵)の油滴天目が並びます。 銀色の斑紋の比類なき美しさと端正な立ち姿をご堪能いただきます。

大阪市立東洋陶磁美術館

国宝 油滴天目

国宝 油滴天目

中国・建窯 南宋時代 12-13世紀
(住友グループ寄贈/安宅コレクション)

九州国立博物館

重要文化財 油滴天目

重要文化財 油滴天目

中国・建窯 南宋時代 12-13世紀

大阪市立東洋陶磁美術館所蔵品は、すべて六田知弘氏撮影

大阪市立東洋陶磁美術館

大阪市立東洋陶磁美術館

1982年、大阪中之島に開館。国宝2件、重要文化財13件を含む計5,711件の貴重なコレクションは、質量ともに世界随一を誇ります。

*2024年春のリニューアルオープンに向けて改修工事のため休館中

8Kで文化財 ふれる・まわせる名茶碗

8Kで文化財 ふれる・まわせる名茶碗

かたちも重さも実物の文化財そっくりに制作した茶碗型ハンズオンコントローラーを動かして、8Kモニター上の高精細画像を360度好きな角度から鑑賞できる、体験型デジタルコンテンツを展示します。

*文化庁「令和3年度 地域ゆかりの文化資産地方展開促進事業(先端技術を活用した文化資産コンテンツ制作プロジェクト)」により制作(コンテンツ制作:文化財活用センター 制作協力:九州国立博物館・愛知県陶磁美術館)

Captivating Form, Timeless Beauty: Masterpieces from the Museum of Oriental Ceramics, Osaka