博物館からのお知らせ

博物館情報:
AED(自動体外式除細動器)設置について

 AEDとは、心臓が停止した場合に電気ショックを与え、正常な状態に回復させる医療機器です。平成16年7月から医療資格のない一般市民でも使用することができるようになりました。

 一般に心臓が停止してから約3分で死亡率が50%にもなるそうです。現在の救急車の到着時間は全国平均で約6分ですから、救急車が到着するまでの救命手当がいかに重要かが分かります。そのため、九州国立博物館ではAEDを設置しました。操作方法も簡単で、使用についての安全性も十分確保されているそうですが、実際の使用時に迅速に対応できるよう、職員、ボランティア等に対して講習会を開催しました。

 1階は総合案内、2階は守衛室、3階及び4階は救護室の計4台を備えました。来館者の皆様が安全に過ごせるよう、また、万一の場合にもできる限りの対応をしたいと思っております。