九州国立博物館は瀋陽故宮博物院と学術文化交流協定を締結しました

「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトを持つ九州国立博物館は、アジア諸国との文化交流を推進する拠点としての役割を果たすため、海外の博物館等との共同研究、研究者の派遣・受入、研究成果や情報の交換等の事業に取り組んでいます。
このたび九州国立博物館と瀋陽故宮博物院(中国)は、学術文化交流を促進するため協定を締結しました。
九州国立博物館が海外の博物館等と学術文化交流協定を締結するのは、平成18年5月に締結した国立扶餘博物館・国立公州博物館(いずれも韓国)、平成19年3月の南京博物院(中国)、平成20年11月の国立韓国伝統文化大学校(韓国)、平成22年8月の内蒙古博物院(中国)、平成23年7月の中国文物交流中心、12月のベトナム国立歴史博物館、平成24年8月の文化省芸術局(タイ)、平成27年8月の成都博物院(中国)に続き10件目になります。
協定の相手方:
瀋陽故宮博物院
調印日:
平成28年11月22日(火)
協定締結の場所:
瀋陽故宮博物院(中華人民共和国遼寧省瀋陽市)
調印者:
九州国立博物館:島谷弘幸館長
瀋陽故宮博物院:白 文煜院長
瀋陽故宮博物院について:
瀋陽故宮博物院は、清朝の初代皇帝及び二代皇帝の時期に宮殿として建設されました。その後は離宮として使用され、現在その建物は展示施設として活用されています。
九州国立博物館は瀋陽故宮博物院と学術文化交流協定を締結しました
九州国立博物館は瀋陽故宮博物院と学術文化交流協定を締結しました

九博パンフレット

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