九州国立博物館は成都博物院と学術文化交流協定を締結しました

「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトを持つ九州国立博物館は、アジア諸国との文化交流を推進する拠点としての役割を果たすため、海外の博物館等との共同研究、研究者の派遣・受け入れ、研究成果や情報の交換等の事業に取り組んでいます。
この度、九州国立博物館と成都博物院(中国)は、文化財の保存と学術文化交流を促進するため、協定を締結しました。
九州国立博物館が海外の博物館等と学術文化交流協定を締結するのは、平成18年5月に締結した公州博物館・扶餘博物館(いずれも韓国)、平成19年3月の南京博物院(中国)、平成20年11月の国立韓国伝統文化学校(韓国)、平成22年8月の内蒙古博物院、平成23年7月の中国文物交流中心、12月のベトナム国立歴史博物館、平成24年8月のタイ芸術局に続き9件目になります。

協定の相手方:

成都博物院

調印日:

平成27年8月25日(火)

協定締結の場所:

成都博物院 金沙遺跡博物館(中華人民共和国四川省成都市)

調印者:

九州国立博物館:島谷 弘幸 館長
成都博物院:王 毅 院長

成都博物院について:

成都博物院は1958年9月に設立された成都市博物館が母体となっており、成都市博物館・金沙遺跡博物館・成都文物保存中心・成都文物考古研究所などの組織で構成されます。(現在、成都博物館新館を建設中)
四川省の省都にある博物館として、地域の核となり文化財の保存修復・展示まで幅広く活動しています。

九州国立博物館は成都博物院と学術文化交流協定を締結しました
九州国立博物館は成都博物院と学術文化交流協定を締結しました

九博パンフレット

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