九博メルマガ

九博メルマガ:シークレットページ

特別展情報

「よみがえる国宝 - 守り伝える日本の美 - 」会場のヒミツ&見どころ

今回の特別展のテーマは「日本の宝を守り継ぐ」 長い歴史を経て今に伝わった美や宝、 そのこころと技の物語を名だたる国宝をとおして紹介します。

メルマガ

さあ、宝を大事に守ってきた大きな“蔵”の中へ・・・
よみがえる国宝の世界へ誘います。

メルマガ

左手には、土蔵の風とおしの穴も

メルマガ

「国宝 源頼朝像」と「国宝 平重盛像」! 貫禄があります。

源頼朝像 6月28日(火)~7月31日(日)
平重盛像 7月26日(火)~8月28日(日)

この期間以外は、模写を展示しています。
(模写といっても絹本に同質の絵具を用いた同技法、同素材による見事な模写です。)

メルマガ

30年前の修理でよみがえった装束の美しい文様をご覧ください。

メルマガ

源頼朝像と平重盛像の向かい側には、「国宝 上杉家文書」
新たに裏打ちしたり巻子にしたりしないで、虫孔などの補修等のみの修理が行われました。ほとんど当時の姿で保存。
(7月18日(月・祝)までは、大河ドラマの主人公にもなった直江兼続の書状を展示しています。7月20日(水)からは上杉謙信の書状を展示。)

メルマガ

京都・法界寺の「阿弥陀堂内陣壁画」です。 H7年の阪神淡路大震災の影響で、壁画が描かれた漆喰の一部が破損してしまいました。 修理は、漆喰の層を壁から外して行われました。壁画の裏には、災害から守るためのワイヤーが取り付けられ、鏡でご覧になれます。

メルマガ

「重要文化財 青磁茶碗 銘馬蝗絆(せいじちゃわん めいばこうはん)」
足利義政の持ち物であったときに、中国に送り代わりのものを求めたところ、ヒビ割れを鎹(かすがい)で止めた修理がされて戻ってきました。この鎹が一種の趣になり、大きなイナゴに見立てて馬蝗絆の銘としたと伝えられています。これが茶碗の魅力を増し、永く名品として伝えられています。

メルマガ

この由緒を記した「馬蝗絆茶甌記(ばこうはんちゃおうき)」も展示しています。

メルマガ

正倉院の原寸大です。大きさを体感ください。

メルマガ

「くちなわ物語」
1940年11月5日〜24日まで現在の東京国立博物館で開催された「正倉院御物特別展観」の、正倉院での点検梱包から東京への輸送、展覧会の開催、終了後の返納までを描いた絵巻。入場者が41万人と大盛況で、観覧に集まった人々の列が、くちなわ(蛇)のようであることから「くちなわ物語」と命名されています。

守り伝えられてきた美や宝を、それぞれの時代の人々がしてきたように、私たちも未来に引き継ぐために何をなすべきか。
この夏、日本のこころに触れてみてはいかがでしょう。

メルマガ

今回の展覧会では、音声ガイドをご使用になりますと、より一層楽しむことができますよ。。