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トピック展示情報

「平戸 - 海外に開かれた港市 - 」の見どころ

トピック展示「平戸 - 海外に開かれた港市 - 」の見でころを、平戸市教育委員会文化遺産課の前田さんにお伺いしました。

今回の展示のテーマは、海外交流史。
平戸は16世紀から17世紀前半にはポルトガル船の来航や、オランダ・イギリスの商館が設置された場所として発展し諸国から様々な文物や文化が入ってきました。そうした平戸の海外交流の歴史と、松浦史料博物館の収蔵品やかくれキリシタン信仰物など約50件を展示。かなり見応えがあります。

第1章は“オランダ商館以前”

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武人像が四面に彫ってある「薩摩塔」

第2章は“平戸オランダ商館の時代”

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17世紀頃、大量に出土した中国製の磁器片「磁器(オランダ商館跡出土)」からはオランダ東インド会社の活動を知ることができます。

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「コルネリアのじゃがたら文」
鎖国時代にオランダ人との混血ということで日本からジャカルタに追放されたコルネリアという女性が平戸の日本人の母に書いたお手紙です。

第3章は“松浦静山の蘭学コレクション”

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「顕花植物図譜(蘭語)」

第4章は“生月島のかくれキリシタン信仰”

これまであまり紹介されたことのないかくれキリシタン関係資料が多数展示されています。

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お掛け絵と呼ばれる掛軸風のマリア像は17世紀から20世紀のものまで。

「平戸 - 海外に開かれた港市 - 」は8月15日(月)まで開催中です。この機会に是非ご覧ください。

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