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九博メルマガ【毎月1日・15日配信】
【九博メルマガ VOL.99】平成27年2月15日号


CONTENTS

特別展「古代日本と百済の交流 - 大宰府・飛鳥そして公州・扶餘 - 」
  同時開催「日本発掘 - 発掘された日本列島2014 - 」
4階へ行こう 文化交流展示室だより・・・
  進化する博物館III
  今月の名品「阿弥陀如来坐像」
きゅーはくニュース
  あじっぱへ行こう
  お雛様展示中
  次回予告
お便り届きました



特別展「古代日本と百済の交流 - 大宰府・飛鳥そして公州・扶餘 - 」同時開催「日本発掘 - 発掘された日本列島2014 - 」

1月1日(木・祝) - 3月1日(日)


展覧会もあと半月で終了。国宝「七支刀」の実物公開は本日(2月15日)が最終日です。
本展では、古墳時代の九州と深い関連をもつ百済の考古遺物や百済の仏教文化の栄華を物語る韓国の国宝、宝物の数々が一堂に公開されています。
韓国考古学史上最大の発見とされる公州・武寧王陵出土墓誌。日本の仏教文化のルーツともいえる扶餘・王興寺址出土の舎利容器。百済様式の特徴とされる柔和な顔立ちが特徴で、小ぶりながら均整のとれた造形が美しい菩薩半跏像などみどころがいっぱい。激動の東アジア世界を物語る品々を存分にお楽しみください。




(左)韓国国宝 武寧王墓誌 大韓民国・公州市武寧王陵出土 三国時代(百済)・6世紀 国立公州博物館
(右)菩薩半跏像 三国時代(百済)・7世紀 東京国立博物館小倉コレクション


全国を巡回して20年目の開催となる同時開催の「発掘された日本列島」展は、出土品約1,000点が展示され、考古学の面白さを圧倒的なスケールで伝えてくれます。
展示室の最後にはキトラ古墳壁画の原寸大複製陶板が、1階エントランスホールにはキトラ古墳・高松塚古墳の内部を再現したパネルが展示されています。是非ご覧ください。




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4階へ行こう! 文化交流展示室だより

◆ 特別公開

進化する博物館III 最新技術でよみがえる九州の装飾古墳

- 3月29日(日) 関連第1室


ヘッドマウントディスプレイというゴーグルのようなものを通して特別史跡「王塚古墳」(福岡県桂川町)の内部に入っているかのような色鮮やかな360度の世界を楽しむことができます。
また、九州地方の代表的な装飾古墳の模写やパネル展示、古墳内部の再現CG映像など、従来型の展示とデジタル展示を組み合わせた未来の博物館展示のあり方を提案しています。







◆ 今月の名品

阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)

鎌倉時代・13世紀 九州国立博物館所蔵
展示期間:1月27日(火) - 2月22日(日)


生彩あふれる表情や張りのある肉体、大きくうねる流麗な着衣など力強い作風が、鎌倉時代に勃興した武士に好まれたのでしょう。2月22日(日)までの展示です。




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きゅーはくニュース




“あじっぱ”へ行こう


あじっぱ入口横の屋台は、「韓国」をテーマに伝統的な韓服(ハンボク)や紙と竹でつくられたうちわなどを展示しています。
右下の民画は、虎とウサギがたばこを吸っている絵が描かれています!日本では昔話がはじまるときに「むかしむかし、あるところに……」と言いますが、韓国では「むかし、虎がタバコを吸っていたころのお話じゃが……」と言ってはじまります。
日本となんだか似ているようで違うものを見つけてみてください!
「韓国」の展示は平成27年4月12日(日)まで。エントランスからみることができます。




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1階エントランスにお雛様が飾られています。


3月8日(日)までの展示






次回予告


◆ トピック展

「柿右衛門 - 受け継がれる技と美 - 」

3月3日(火) - 5月10日(日)
会場:4階文化交流展示室 関連第9室および中央


平成25年6月に永眠された十四代酒井田柿右衛門氏の功績をしのぶとともに、初代から現当主十五代までの、歴代柿右衛門の名品約60点をご紹介し、柿右衛門窯が継承する伝統の技と美をご覧いただきます。




国際シンポジウム

世界の「アリタ」 - 有田焼の伝統と未来へ続く創造性 -

3月8日(日)13:00 - 16:20
場所:1階ミュージアムホール
定員:280名(要申込・無料)


パネラー:十四代 今泉今右衛門氏、十五代 酒井田柿右衛門氏ほか。有田焼の色あせない魅力の源を探るとともに、最新の取り組みについてお話を伺います。


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▼ほかにも楽しいイベントがいっぱい!詳しくはこちらへ




お便りコーナー




● 神奈川県横浜市の小滝篤子さんからお便り届きました。


福岡2泊3日、横浜からオバサンひとり旅は充実でした。勿論、第一の目的は九博で、七支刀・武寧王の墓誌・王興寺舎利容器などの「古代日本と百済の交流」を見ることでした。
七支刀の文字の読みと解釈には、初めて聞く独自な内容に、ちょっとビックリでしたが、九博の公式見解なのでしょうか。
武寧王の墓誌の裏面の干支の不思議を思ったり、あまりにピッカピカな舎利容器に驚いたり、王興寺と飛鳥寺の塔心礎埋納品を比べたり、楽しませていただきました。
それから、初めて見る3点の扉軸受金具。納得できなかったのですが、右下に動かせる模型ができていて、よく分かりました。作ってくださった方にありがとうです。
いただくメルマガのお知らせのお陰で、4階の「初音の調度」も「大涅槃展」も見落とさず、ちゃんと見ました。普通思い浮かべる涅槃図だけではなく、古い石製から江戸時代の浮世絵まで、長い歴史をカバーしている上、宋の陸信忠や厨子など珍しいものまであり、興味深かったです。
急ぎ足で5時間見続けましたが、それでも見られなかったものもあり、次回のお楽しみにしましょう。




● 福岡市のひげじいさんからお便り届きました。


『私のお気に入りの展覧会 ベスト3』
1位 古代九州の国宝
2位 よみがえる国宝
3位 京都妙心寺 禅の至宝と九州・琉球
理由・感想
日本史、できるだけ九州に関してスポットが当てられた展覧会が好きです。阿修羅展もよかったのですが、混雑が酷くて除外(笑)。古代九州の国宝は、その時代の日本列島では北部九州が最先端だったことが感じられました。よみがえる国宝は、国宝の維持管理がいかに大変ですごいことか、わかりました。京都妙心寺は、聖福寺扁額が近くで見られたことが思い出されます。


★ お便りありがとうございました!








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