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◆文化交流展示室 5月の展示替え情報
「海の正倉院 沖ノ島」
展示期間: - 平成25年11月下旬(予定)
展示場所:基本展示室IIテーマ
玄界灘に浮かぶ沖ノ島では、航海の安全を祈願して様々な文物が捧げられ、「海の正倉院」とも呼ばれています。時代背景に応じて祭祀の形は変化しますが、その代表的なものを展示します。金に輝く馬具や奈良三彩をぜひご覧ください。
「龍華樹院額(りゅうげじゅいんがく)」 伝藤原行成筆
展示期間: - 7月15日
展示場所:基本展示室IIIテーマ
寺社などにある額の文字をご覧いただきます。古代以来、書の達人たちにとって、額字の揮毫(きごう)は最高の栄誉でした。後世、その文字に招福除災(しょうふくじょさい)を願った結果、字形がだんだん誇張されてゆきます。「龍華樹院額」は、平安時代の藤原行成の筆ではなく、鎌倉時代以降の作と推定されますが、額縁に描かれた珍獣たちも必見です。ちなみに、太宰府市内の観世音寺の宝蔵で観覧できる、伝小野道風筆の「観世音寺」額は、文字が誇張されていない古い様子を留めており、こちらも貴重です。
「雪舟が中国で眼にした世界の人々・動物」 伝雪舟筆
展示期間: - 6月30日
展示場所:基本展示室IVテーマ
中国に渡った雪舟は、国際都市・北京で多くの異邦人や動物を眼にしました。その姿を記録して報告するのは「使節団」に随行した画家の業務でした。