九州国立博物館メルマガ Mail Magazine 1月15日号

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【九博メルマガ　VOL.49】平成25年1月15日号

CONTENTS
◆ 特別展「ボストン美術館」好評開催中です！
◆ トピック展示「江戸の粋、印籠」開催中です
◆ 新春特別公開「徳川美術館所蔵『国宝初音の調度』」は27日までです
◆ トピック展示「雪と火炎土器」が1月22日から始まります
◆ RKBテレビ「九博のたからもの」絶賛放映中！
◆ エッセイ・文化交流展示室の散歩道　「第46回　日本最大級の火炎土器が登場！」
◆ 九博イベント情報
◆ 九博メルマガ＠お便りいただきました

◆「ボストン美術館日本美術の至宝」◆

至宝中の至宝が間近でご覧いただけます！！
本展覧会の目玉のひとつが、在外二大絵巻「吉備大臣入唐絵巻(きびだいじんにっとうえまき)」と「平治物語絵巻(へいじものがたりえまき) 三条殿夜討巻(さんじょうどのようちのまき)」の全巻公開です。二つの傑作の全巻、全場面が一挙に鑑賞できる、たいへん贅沢なこの展覧会。いずれも20 - 30cmほどまで近寄って観ることができる覗きケースでの展示ですので、登場人物の表情や細やかな描写までじっくりとご鑑賞いただけます。

◎ ここが見どころ！
ボストン美術館の日本美術コレクションの礎を築いたアーネスト･フェノロサや岡倉天心らが、展示室のパネルにたびたび登場！作品収集にまつわるこぼれ話を披露します。さて、「…廃仏毀釈の影響で寺院が手放したもの。私が買い取っていなければ、今頃、どうなっていたか…」という天心のコメントはどの作品のものでしょう？答えは九博で！！

◆ 開催期間　開催中 - 3月17日(日)
◆ 開催場所　3階特別展示室
◆ 観覧料　一般：1500円・高大生：1000円・小中生：600円
▼詳しくはこちら・・・

	トピック展示のお知らせ
		◆ 江戸の粋、印籠　フィンランド・クレスコレクション◆ おかげさまで、たくさんの方にご来場いただいています！今回のコレクションでは、多彩な技法を見ていただきたいと、あらゆる時代の印籠をまんべんなく展示しています。中には、琉球や中国で作られた珍しい印籠も！124点もの印籠コレクションが一度に観られるまたとない機会です、お早めにお出かけください。1月22日(火)15:00 - 展示会場内でミュージアムトークを開催します。 ◎ココも見どころ！お隣の太宰府天満宮では、「フィンランド･テキスタイルアート - 季節が織りなす光と影」を同時開催中。境内が世界的に有名なフィンランドのライフスタイル・ブランド、マリメッコ社のファブリックで彩られています。九博でのお帰りにぜひお立ち寄りください。 ◆ 開催期間　開催中 - 平成25年3月10日(日) ◆ 開催場所　基本展示室　関連第9室 ▼詳しくはこちら・・・
		◆新春特別公開　徳川美術館所蔵「国宝初音の調度」◆ 九州初公開の品々、もうご覧になりましたか？徳川三代将軍家光の長女・千代姫の婚礼調度である国宝『初音の調度』。大名婚礼調度の最高峰として名高いものです。今回の展示作品のひとつ、「耳盥(みみだらい)・輪台(わだい)」は、お歯黒をつける際に用いる道具で、高度な蒔絵技術によって絢爛豪華な源氏の世界が描かれています。 ◎ココも見どころ！ 4階の文化交流展示室では、わが国最初の歴史物語『栄花物語(えいがものがたり)』の最古写本として国宝に指定されている『栄花物語』も展示中。『初音の調度』の公開に合わせて、源氏物語の作者、紫式部の登場する場面が展示されています。 ◆ 開催期間　開催中 - 27日(日) ◆ 開催場所　基本展示室・アプローチ ▼詳しくはこちら・・・
		◆ 雪と火炎土器◆ 歴史の教科書で見た、あの火焔土器が登場！日本人なら誰でも一度は目にしたことのある、炎のような形の縄文土器。ダイナミックな造形は、4500年以上前、日本有数の豪雪地帯として有名な新潟県で花開きました。雪国を感じさせる雰囲気のなか、火焔土器を見るだけでなく、精密な模型や本物のかけらに触れるなど「触れて学べる」楽しい企画展です。ぜひ、ご家族そろってお出かけください。1月29日(火)15:00 - 展示会場内でミュージアムトークを開催します。 ◎ココも見どころ！エフェクトライトで雪を降らせたり、越後の特産品であるアンギンという織物を展示したり、雪国の風土を伝える演出にも趣向を凝らしています。お楽しみに！ ◆ 開催期間　1月22日(火) - 3月17日(日) ◆ 開催場所　基本展示室　関連第3室 ▼詳しくはこちら・・・

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【RKBテレビ「九博のたからもの」絶賛放映中!】

九博所蔵の数々の名品を学芸員の解説とともに美しいハイビジョン映像で楽しむ「九博のたからもの」が、毎週木曜夜に放送されています。作品の魅力がぎゅっと詰まった2分間です！

◇1月17日　20：49 - 第16回「鬼瓦は鬼なのか」
【作品紹介】重要文化財鬼瓦(奈良時代　8世紀)
【出演】赤司善彦　3月31日まで展示
◇1月24日　20：49 - 第17回「天神さまの秘密」
【作品紹介】束帯天神像(南北朝時代　14世紀)
【出演】森實久美子　1月16日 - 2月24日まで展示
◇1月31日　20：49 - 第18回「弥勒さまは生き証人」
【作品紹介】重要文化財　銅造弥勒仏立像(中国北魏時代　443(太平真君4)年
【出演】小泉惠英　展示中

4階文化交流展示室で
「九博のたからもの」を探せ！！クイズ開催中
「九博のたからもの」で紹介されたお宝を探し当てて作品名を答えると、九博オリジナルグッズがもらえるクイズを開催中。こちらもお楽しみに！

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◇文化交流展観覧料◇
一般：420円・大学生：130円
※高校生以下・18歳未満及び満70歳以上の方は無料。
入場の際に年齢の分かるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)をご提示ください。
※1月1日(火・元日) - 3月17日(日)は、特別展「ボストン美術館日本美術の至宝」の半券でもご覧いただけます。
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『文化交流展示室の散歩道』　河野一隆
第46回　日本最大級の火炎土器が登場！

　雪と火炎土器がいよいよ、1月22日(火)からスタートする。このうち、入口に展示している日本最大級の火炎土器は必見だ。
　今まで最大の火炎土器は、アメリカ・クリーブランド美術館の所蔵品とされてきた(これはインターネットでもその画像を見ることが出来る)。しかし、火炎土器とは異質なものと評価する人もおり、なかなか実物を見ることが出来ない資料のため、詳しいところは分からなかった。ところが、今回展示している、津南町道尻手遺跡出土品は最大級であるだけでなく、火焔型と王冠型がペアとなっていることでも珍しい。火焔型はトサカのような取っ手が四方にせり上がっているもの、王冠型は文字通り冠のような立ち飾りが特徴と言える。「雪と火炎土器」シンボルとなる2つの土器。ぜひ、その迫力を体験していただきたい。

筆者　河野一隆のプロフィールこちら・・・

ひなの国九州フェスタ2013
九州各地区の伝統的な雛人形が一堂に会します。一足早く、九州のひなまつりをご覧ください。
●1月16日(水) - 27日(日)9:30 - 17:00　エントランス
●申込不要：無料
●主催＆問合>>九州のひなまつり広域振興協議会(佐賀市観光振興課観光企画係)TEL0952-40-7110
▼詳しくはこちら・・・

特別展「ボストン美術館　日本美術の至宝」関連リレー講座
奇跡の日本絵画コレクション徹底解剖！
「華麗なる仏画の世界」講師：森實久美子（当館研究員）
「海を渡った二大絵巻 - 吉備大臣入唐絵巻と平治物語絵巻 - 」講師：鷲頭桂(当館研究員)
●1月19日(土)13:30 - 15:20　ミュージアムホール
●当日受付(先着順)・定員280名
●主催＆問合>>西日本新聞イベントサービス内「ボストン美術館展事務局」TEL092-711-5491(平日午前10時 - 午後6時)
▼詳しくはこちら・・・

第19回　はじめての茶道体験
茶道初心者(高校生以上)を対象とした茶道体験です。
●1月20日(日)〔1〕10:00 - 11:00〔2〕13:00 - 14:00　茶室
●要申込(12月17日より受付開始)：参加料500円：定員各回10名程度
●主催＆問合>>九州国立博物館交流課TEL092-929-3602
▼詳しくはこちら・・・

特別展「ボストン美術館　日本美術の至宝」関連リレー講座
奇跡の日本絵画コレクション徹底解剖！
「雪舟から等伯まで - 水墨画の魅力に迫る - 」講師：畑靖紀(当館主任研究員)
「ボストンの蕭白 - 世界最大のコレクションの全貌 - 」講師：田沢裕賀氏(東京国立博物館絵画・彫刻室長)
●1月26日(土)13:30 - 15:20　ミュージアムホール
●当日受付(先着順) ：定員280名：無料
●主催＆問合>>西日本新聞イベントサービス内「ボストン美術館展事務局」TEL092-711-5491(平日午前10時 - 午後6時)
▼詳しくはこちら・・・

講演会『フィンランドのイクメン事情』
●1月27日(日)　14：00 - 15：00 1階研修室
●聴講無料
▼詳しくはこちら・・・

大川匠の世界コレクション
福岡県知事指定特産工芸品である大川総桐箪笥や大川彫刻、大川組子などで知られている、家具インテリアの産地「大川」の技術の粋を集めた作品が展示されます。
●1月29日(火) - 2月11日(月・祝)9:30 - 17:00　エントランス
●申込不要：無料
●主催＆問合>>一般財団法人大川インテリア振興センター TEL0944-87-0035

『親子のための根付ワークショップ』
●2月2日(土)　13：30 - (2時間程度)1階研修室
●要事前申込･無料･先着10組※保護者1名、子供1名のペア(子供は小学4年 - 中学生)

太宰府天満宮特別企画講演会『海を渡った名画 - ボストン美術館の桃山・江戸絵画 - 』
●2月10日(日)　13：30 - 15：00 ミュージアムホール
●要事前申込※応募締切1月31日(木)必着・定員280名・応募多数の場合は抽選
▼詳しくはこちら・・・

▼その他の1月・2月のイベント情報はこちら【PDF】・・・

◆きゅーはくカフェコンサート◆
エントランスカフェ前にて、福岡女子短大音楽科によるコンサートを開催。
1月18日(金)〔1〕14:00 - 〔2〕15:00 - の予定です。エントランスホール　無料
▼詳しくはこちら・・・

	九博に行ってきました！
	広島県のK・Mさまより　1月3日、小学生2名と大人2名の家族で九州国立博物館に行ってきました。太宰府天満宮のお参りを済ませてから開館時間にあわせて入館しました。　子どもたちは歴史が好きで、九州国立博物館のホームページで文化交流展示室のことを見たときから興味津々で、特別展「ボストン美術館　日本美術の至宝」よりも先に文化交流展示室を訪れました。シアター4000の美しい映像を見た後、ボランティアガイドさんに展示室の案内をお願いしました。子どもたちに分かりやすいように時折質問を織り交ぜながら丁寧にお話しして下さり、展示室の概要を紹介して頂きました。大人の私にとっても興味深いお話しが沢山あり、とても充実した見学となりました。30分の予定のところを1時間近くお付き合い頂き、感謝しています。　レストランで食事を頂いた後、特別展「ボストン美術館　日本美術の至宝」を見に行きました。子どもは雲龍図の大迫力に圧倒され、「すごかったね」と何度も言っていました。仏画、絵巻物、水墨画など、これほどの素晴らしい美術品を一度に見ることができる特別展に行くことが出来、本当に幸せな気持ちになりました。　その後、あじっぱで遊んだり、文化交流展示室を再度訪れたり、夕方4時過ぎまで一日博物館に滞在し、子どもたちも私たちも大満足の一日になりました。＊お便りありがとうございます!【編集部】

	編集部から・・
	「九博メルマガVol.47　12月15日号」のメルマガ会員限定プレゼントでは、たくさんの方にご応募いただきありがとうございました。抽選の結果、特別展「ボストン美術館　日本美術の至宝」招待券を当選者5組10名さまに、それぞれ1月上旬に郵送いたしました。


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発行：九州国立博物館
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
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