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【九博メルマガ VOL.44】2012年11月1日号 |
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◆「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」◆ そもそもフェルメールってどんな画家? 本展覧会の“顔”にもなっているフェルメールは、17世紀のオランダで活躍した画家。柔らかく、繊細な光の描き方が巧みで、“光の天才画家”とも称されています。生涯の作品数が極端に少なく、現在確認されているものはわずか36点。なかでも九州初公開の「真珠の首飾りの少女」はとくに人気の高い作品です。 ◎ トピックス スペシャルサポーターはHKT48の皆さんです! 九州一円からたくさんの方にご来館いただきたいと、福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループHKT48の皆さんがスペシャルサポーターとなって、当館はもとより、各地で本展覧会を盛り上げてくれています。 ◆ 開催期間 10月9日(火) - 12月2日(日) ◆ 開催場所 3階特別展示室 ◆ 観覧料 一般:1500円・高大生:1000円・小中生:600円 ▼詳しくはこちら・・・ |
トピック展示のお知らせ | |||
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◆ 茶の湯を楽しむV 芦屋釜と館蔵茶道具◆ ユニバーサルデザインの先駆け!? 鋳肌の美しさや形の面白さが光る芦屋釜。なかでも最大の魅力は、使う人のことを考えた抜群の軽さと薄さです。ただでさえ重量のある鉄製の釜は、水を入れるとかなり重くなるのが難点。しかし芦屋釜は厚みを極限まで薄くして、茶の湯での使いやすさを追求しました。今でいうユニバーサルデザインといえそうですね。 ※1階「あじっぱ」では実際にその薄さを体感できます。 ◎ココも見どころ! 「芦屋釜の里」を訪ねてみませんか 遠賀郡芦屋町は芦屋釜のふるさと。魚見公園の一角には3000坪の美しい日本庭園が広がる「芦屋釜の里」があります。園内には芦屋釜復興工房や資料館、いつでも抹茶がいただける立礼席も点在。ぜひ、匠の技と茶の心に触れてみませんか。 ◆ 開催期間 9月12日(水) - 12月9日(日) ◆ 開催場所 4階文化交流展示室 関連第9室 ▼詳しくはこちら・・・ |
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◆古事記完成1300年記念特別公開 古事記伝と九州の国学者◆ なぜ宣長は『古事記』を研究したの? 本居宣長は日本最古の歴史書『古事記』が、当時もっとも評価されていた『日本書紀』よりも、古代日本人の思想をいちばん忠実に伝えていると考えていました。そこで、35年の歳月をかけて『古事記』の注釈書である『古事記伝』44巻を執筆。儒教や仏教の影響を受ける前の日本の思想を明らかにする学問・国学を大成したのです。 ◎ココも見どころ! 宣長の指のあとが今も残る! 医師であり国学者でもある宣長が版本『古事記』を購入したのは、医者修行のため上京していた26歳の頃。『古事記』研究にはこの版本が大いに活躍しました。何度も何度もページを繰って熱心に研究したのでしょう。ページの隅には宣長の指のあとが。また、いたるところに自筆の書き込みも見られます。 ◆ 開催期間 9月25日(火) - 11月18日(日) ◆ 開催場所 4階文化交流展示室 基本展示室 ▼詳しくはこちら・・・ |
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◆トピック展示「江蘇省書画精華展」開催延期のお知らせ 10月23日(火)より九州国立博物館で開催を予定していたトピック展示「江蘇省書画精華展」は、諸般の事情により、23日(火)からの展覧会の開催を延期せざるを得ないこととなりましたので御了承ください。 |
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