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【九博メルマガ VOL.44】2012年11月1日号

CONTENTS
特別展「ベルリン国立美術館展」好評開催中です!
トピック展示「茶の湯を楽しむV」開催中です!
特別公開「古事記伝と九州の国学者」の展示は11月18日まで
トピック展示「江蘇省書画精華展」開催延期のお知らせ
文化交流展示室10月の展示替え情報
RKBテレビ「九博のたからもの」絶賛放映中!
11月3日(土・祝)は留学生の日。留学生は文化交流展が無料です!
エッセイ・文化交流展示室の散歩道 「第41回 縄文アートが流行の予感?」
九博イベント情報
特別展「ベルリン国立美術館展」物販コーナー売れ筋ベスト3
きゅーはくメルマガ@お便り届きました



特別展「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」
◆「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」◆

そもそもフェルメールってどんな画家?
本展覧会の“顔”にもなっているフェルメールは、17世紀のオランダで活躍した画家。柔らかく、繊細な光の描き方が巧みで、“光の天才画家”とも称されています。生涯の作品数が極端に少なく、現在確認されているものはわずか36点。なかでも九州初公開の「真珠の首飾りの少女」はとくに人気の高い作品です。

◎ トピックス
スペシャルサポーターはHKT48の皆さんです!
九州一円からたくさんの方にご来館いただきたいと、福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループHKT48の皆さんがスペシャルサポーターとなって、当館はもとより、各地で本展覧会を盛り上げてくれています。

開催期間 10月9日(火) - 12月2日(日)
開催場所 3階特別展示室
観覧料 一般:1500円・高大生:1000円・小中生:600円
詳しくはこちら・・・



トピック展示のお知らせ


◆ 茶の湯を楽しむV 芦屋釜と館蔵茶道具◆

ユニバーサルデザインの先駆け!?
鋳肌の美しさや形の面白さが光る芦屋釜。なかでも最大の魅力は、使う人のことを考えた抜群の軽さと薄さです。ただでさえ重量のある鉄製の釜は、水を入れるとかなり重くなるのが難点。しかし芦屋釜は厚みを極限まで薄くして、茶の湯での使いやすさを追求しました。今でいうユニバーサルデザインといえそうですね。
※1階「あじっぱ」では実際にその薄さを体感できます。

◎ココも見どころ!
「芦屋釜の里」を訪ねてみませんか
遠賀郡芦屋町は芦屋釜のふるさと。魚見公園の一角には3000坪の美しい日本庭園が広がる「芦屋釜の里」があります。園内には芦屋釜復興工房や資料館、いつでも抹茶がいただける立礼席も点在。ぜひ、匠の技と茶の心に触れてみませんか。

開催期間 9月12日(水) - 12月9日(日)
開催場所 4階文化交流展示室 関連第9室
詳しくはこちら・・・





◆古事記完成1300年記念特別公開 古事記伝と九州の国学者◆

なぜ宣長は『古事記』を研究したの?
本居宣長は日本最古の歴史書『古事記』が、当時もっとも評価されていた『日本書紀』よりも、古代日本人の思想をいちばん忠実に伝えていると考えていました。そこで、35年の歳月をかけて『古事記』の注釈書である『古事記伝』44巻を執筆。儒教や仏教の影響を受ける前の日本の思想を明らかにする学問・国学を大成したのです。

◎ココも見どころ!
宣長の指のあとが今も残る!
医師であり国学者でもある宣長が版本『古事記』を購入したのは、医者修行のため上京していた26歳の頃。『古事記』研究にはこの版本が大いに活躍しました。何度も何度もページを繰って熱心に研究したのでしょう。ページの隅には宣長の指のあとが。また、いたるところに自筆の書き込みも見られます。

開催期間  9月25日(火) - 11月18日(日)
開催場所 4階文化交流展示室 基本展示室
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◆トピック展示「江蘇省書画精華展」開催延期のお知らせ
10月23日(火)より九州国立博物館で開催を予定していたトピック展示「江蘇省書画精華展」は、諸般の事情により、23日(火)からの展覧会の開催を延期せざるを得ないこととなりましたので御了承ください。


文化交流展示室10月の展示替え情報 展示場所

*画像をクリックすると大きな画像がブラウザーで開きます

「広がる貝 留まる文様」
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
弥生時代、北部九州の人々はゴボウラ、イモガイといった大きく美しい貝を珍重しました。それらの貝は、奄美諸島以南の海に産し、種子島には生息しませんが、種子島広田遺跡の墓には、これらを用いた数多くの貝製品が副葬され、島独自の文様が描かれています。「貝符」「竜佩形貝製垂飾」「ツノガイ珠」の島独特の装飾品をご覧ください。

国宝 方格規矩四神鏡
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
平原方形周溝墓は、邪馬台国に近い時代の伊都国(現在の糸島地域)を治めた王の墓と考えられています。出土品は全て国宝で、計40面もの青銅鏡の中でも特に径45cmを超える超大型鏡が非常に有名です。今回は通常サイズの文様が精緻な中国鏡を1面展示。意図的に破壊されていて、葬送に際しての儀式を垣間見ることができます。

[修理完成記念特別公開]
大分県指定文化財 大分県豊後高田市・円福寺 大応国師坐像
展示期間: - 12月24日(月・祝)
大応国師(南浦紹明:1235 - 1308)は日本臨済宗発展の礎を築いた高僧で、大宰府の崇福寺でも33年間住持を務めました。その肖像彫刻は類例が少ないのですが、本像は制作年と作者が明らかなうえ貴重な像内納入品をともなう貴重な作例です。このたび当館の文化財保存修復施設で320年ぶりに本格修理が実施され、美しい尊容を取り戻すことができました。

金唐皮・金唐皮帖
展示期間: - 2013年1月14日(月・祝)
金唐皮は、ルネッサンス時代にうまれた金装飾された皮で、ヨーロッパでは富の象徴として城の壁面装飾や家具の素材として発展しました。17世紀後半にはオランダの特産品として日本でも珍重され、刀の柄、馬具、煙草入などに仕立てられました。

唐土勝景図巻 伝雪舟 筆
展示期間: - 12月2日(日)
中国に渡航した雪舟(1420 - 1506?)は、異国の風景を熱心に描き留めました。揚子江に浮かぶ鎮江(江蘇省)の金山から始まる3つの場面はすべて江蘇省が舞台です。

重要文化財 17世紀当時最新の世界地図
展示期間: - 12月2日(日)
17世紀オランダを代表する地図制作者・ブラウによる世界地図。上部左右には天体運行図を、下部にはオランダ語による世界地誌を記しています。

朱印船交趾渡航図巻
展示期間: - 12月2日(日)
江戸時代初期の、日本と交趾(現在のベトナム中部)との朱印船貿易を描いた絵巻。朱印船が渡航する様子やベトナムの光景を詳細に活写しています。

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【RKBテレビ「九博のたからもの」絶賛放映中!】

九博所蔵の数々の名品を学芸員の解説とともに美しいハイビジョン映像で楽しむ「九博のたからもの」が、毎週木曜夜に放送されています。作品の魅力がぎゅっと詰まった2分間です!

11月1日  19:55 -
「道真さまはベストセラー作家」作品:和漢朗詠集 上巻 解説:渡部史之
11月8日  20:49 -
「博多っ子は鏡がお好き?」作品:三角縁神獣鏡 解説:河野一隆
11月15日 20:49 -
「決死の外交戦術」作品:為政以徳印 解説:荒木和憲

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文化交流展観覧料
一般:420円・大学生:130円
※高校生以下・18歳未満及び満70歳以上の方は無料。
入場の際に年齢の分かるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)をご提示ください。
※10月9日(火) - 12月2日(日)は、特別展「ベルリン国立美術館展」の半券でもご覧いただけます。
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★11月3日(土・祝)は留学生の日。留学生のみ文化交流展の観覧料が無料です(特別展は有料)。九博の茶室では、留学生の方を対象にした「はじめての茶道体験」が開催されます。この機会にぜひ、日本の文化「茶道」を体験してみてください。
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『文化交流展示室の散歩道』 河野 一隆
第41回 縄文アートが流行の予感?

 10月14日(日)にEテレで放送された、「新日曜美術館」。「土偶 命の息吹から生まれたアート」と題された番組では、土偶の時空を越えたアートとしての魅力が前面に押し出されていた。そう、縄文時代の造形は、現在何度目かのブレークを迎えていると言って過言ではない。その証が、大英博物館と東京国立博物館で開催された「国宝土偶展」。そして現在、滋賀県のMIHO MUSEUMで開催中の「土偶・コスモス」であろう。 なぜ、私たちは縄文時代に魅せられるのだろうか。日本人ルーツへの憧憬か、エネルギッシュな幾何学文様の魔力なのか、いずれにせよ現代人の私たちと対極にある何物かがそこにあるから、としか言いようがない。来年1月22日から開催予定の「雪と火炎土器」は、そんな縄文ワールドを堪能できる文化交流展の企画である。日本美術の至宝が里帰りするボストン美術館展と合わせて、それを生み出した美のルーツにも思いを馳せ、共に楽しみたい。



筆者 河野 一隆のプロフィールこちら・・・



国際文化交流ツアーIN九博(文化交流展示室とあじっぱの見学ツアー)
11月3日(土・祝)〔1〕10:00 - 12:00〔2〕14:00 - 16:00 第4会議室・文化交流展示室・あじっぱ
要申込(先着順) 参加料:留学生は無料、随行者は文化交流展示室入場料が必要 ※定員各回25名程度
詳しくはこちら・・・

留学生限定! はじめての茶道体験
11月3日(土・祝)〔1〕11:00〔2〕13:00〔3〕14:00〔4〕15:00(各回30分程度) 茶室(宝満亭)
要申込(先着順) 参加料:留学生は無料、随行者は1名500円 ※定員各回10名程度
※〔1〕・〔2〕は定員に達しました。
詳しくはこちら・・・

バックヤードツアー 特別公開「博物館科学・保存修復施設」
11月4日(日)〔1〕14:00〔2〕15:00(各回1時間程度) 研修室前(受付)
要申込(先着順) ※定員各回30名
詳しくはこちら・・・

第23回 親子で茶道体験
11月17日(土)〔1〕10:00 - 11:00〔2〕11:30 - 12:30〔3〕13:00 - 14:00〔4〕15:00 - 16:00 茶室(宝満亭)
要申込(先着順) 参加料:親子1組(合計2名)500円 ※定員各回5組10名程度
詳しくはこちら・・・

国際シンポジウム「あじわい尽くすベトナム」
11月18日(日)15:30 - 20:00 ミュージアムホール
要申込(先着順) 参加料:1000円 ※定員280名
※申し込み方法は、ハガキ・FAX・メールのいずれか
詳しくはこちら・・・

その他の11月・12月のイベント情報はこちら【PDF】・・・

◆きゅーはくカフェコンサート◆
エントランスカフェ前にて、福岡女子短期大学音楽科の学生によるコンサートを開催。
11月16日(金)〔1〕14:00 - 〔2〕15:00 - の予定です。 エントランスホール 無料
詳しくはこちら・・・






ベルリン国立美術館展に行ってきました!

直方市の平地さまより

 10月13日(土)にフェルメール「真珠の首飾りの少女」inベルリン国立美術館展に行ってきました。「真珠の首飾りの少女」に敬意を表し、私も真珠のネックレスとイヤリングで出かけました。小雪さんのソフトな音声ガイド、とても良かったです。それに今はタッチペン式で解説が聞けるのですね。素晴らしい!
 第1章で興味深かったのは、ティルマン・リーメンシュナイダーとバイエルン北部の彫刻家による『龍を退治する聖ゲオルギウス」です。西洋と東洋の龍の違いがとても興味を引きました。ティルマン・リーメンシュナイダーの方だったと思いますが、龍の尻尾の先が悪魔になっている!と思った私です。
 第2章15-16世紀の魅惑の肖像画で描かれている人物(特に女性)もみな素敵な服装で見入ってしまいました。それから、この章での女性の油彩2作品とも、指輪をしている指が、右手と左手の違いはありましたが、人差し指と薬指だったのが意外でした。アルブレヒト・デューラーは素描画しか見たことがなかったのですが、油彩も緻密で印象に残っています。
 第4章では、やはり一番気になったのが、フェルメールの作品です。フェルメールは窓からの光を描いた画家だと思います。この作品のタイトルは「真珠の首飾りの少女」となっていますが、少女にしては大人びているという気がします。しかも、服装も大人びている。毛皮で縁取りされた光沢のある絹の上衣は当時の流行なのでしょうか。鏡を見入っている少女を見つめている私たちの存在が、観ているものに不思議な感情を起こさせる絵だと感じました。それは少女が、私たちの存在に気づいていないという錯覚を覚えさせるからでしょうか。レンブラント・ファン・レインの「ミネルヴァ」は、光の当たった顔、毛皮の縁取りのある豪華な暗赤色のマントとは対照に、背後の壁のメドゥーサの頭部が表された楯など、印象に残った作品です。また横の解説がなければ絵画の意図を見過ごしてしまう作品でした。
 私が今回の展示で実際に観て一番好きだったのは、第6章のボッティチェッリによる『神曲』の素描「煉獄篇」の2作品です。素描ながらも『春』を連想させるタッチで、小作品ながらも存在感のある作品でしばし見入ってしまいました。
 今回は、夜間特別鑑賞ということで、2時間の鑑賞でしたが、もっと時間が欲しかったなというのが率直な感想です。せめてあと30分、出来れば3時間鑑賞したかったです。例えば、映画の「ナイトミュージアム」のようだと面白いと思ったのですが、まぁそれは無理でしょうね。それでも、夜間鑑賞という方法は、人気の高い作品を昼間以外でじっくりと鑑賞したい人にとっては、良かったと思います。

*お便りありがとうございます!【編集部】




編集部から・・


「九博メルマガVoL.42 10月1日号」のメルマガ会員限定プレゼントでは、たくさんの方にご応募いただきありがとうございました。 抽選の結果、特別展「ベルリン国立美術館展」図録を当選者1名さまに、10月中旬に郵送いたしました。





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