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【九博メルマガ VOL.42】2012年10月1日号

CONTENTS
特別展「ベルリン国立美術館展」10月9日(火)いよいよスタート!
メルマガ会員限定プレゼント「ベルリン国立美術館展」図録1名さま
トピック展示「茶の湯を楽しむV 」好評開催中!
特別公開「古事記伝と九州の国学者」が始まりました!
文化交流展示室9月の展示替え情報
RKBテレビ「九博のたからもの」放送開始のお知らせ
エッセイ・文化交流展示室の散歩道 「第39回 芦屋釜ってご存知ですか?」
九博イベント情報
ありがとう1000万人



特別展「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」
◆「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」◆

ヨーロッパ美術の巨匠たちの名作が一挙九州へ!
9日(火)から約2カ月間にわたり開催される「ベルリン国立美術館展」。フェルメールをはじめ、ボッティチェッリ、レンブラント、ラファエッロなど教科書でもおなじみのヨーロッパ美術の巨匠たちの名品がずらりと並びます。かつてない規模で実現する今回の展覧会。この機会をお見逃しなく!

◎ トピックス!
本展覧会の音声ガイドナレーターは、幅広い層に人気の女優・小雪さんが担当します。個人的にも美術館が大好きで、海外旅行に行ったときは美術館めぐりが何よりの楽しみだとか。小雪さんと一緒にヨーロッパ美術を満喫しましょう!

開催期間 10月9日(火) - 12月2日(日)
開催場所 3階特別展示室
観覧料 一般:1500円・高大生:1000円・小中生:600円
*「夜間特別観覧券」一般:3000円(音声ガイド、絵はがきセット付き)※10月8日(月)までの販売です
詳しくはこちら・・・


= ★ メルマガ会員限定プレゼント ★ =

特別展「フェルメールinベルリン国立美術館展」の図録を抽選で1名さまにプレゼントします。
ご希望の方は、
〔1〕住所
〔2〕氏名
を記載の上、下記までメールをお送りください。
mailma@kyuhaku.com
締め切りは、10月15日(月)必着です。


トピック展示のお知らせ


◆ 茶の湯を楽しむV 芦屋釜と館蔵茶道具◆

謎の多い芦屋釜
「釜は芦屋」とまで言われ、盛んに行われていた中世芦屋の釜づくり。しかし、その製作実態については長年謎のままでした。鋳造で必ず用いられるはずの鋳型が、まったく見つかっていなかったからです。今回の展示では、「芦屋釜の里」(芦屋町)で取り組んできた研究の成果も披露。製造工程について詳しく紹介しています。

◎参加者募集!
美しい秋の庭を眺めながら茶の湯を楽しむ「イベント茶会」が、九博の茶室で開かれます。日程は10月6・7・13・14日の土・日曜日。展示室でご覧になった多彩な茶道具が、茶の湯でどのように生かされているのか、体感して学べるイベントです。ぜひご参加ください!(詳しくはイベント情報をご覧ください)

開催期間 9月12日(水) - 12月9日(日)
開催場所 4階文化交流展示室 関連第9室
詳しくはこちら・・・





◆古事記完成1300年記念特別公開 古事記伝と九州の国学者◆

『古事記』こそが、古代日本人の思想を知る手がかり
そもそも『古事記』は、奈良時代に編纂されてから江戸時代まで、その価値は『日本書紀』の次とされてきました。この評価を逆転させ、今につながる最古の歴史書としての価値を決定づけたのが、医師であり国学者でもある本居宣長だったのです。

◎ココも見どころ!
宣長は几帳面な性格!?
今回、宣長自筆本が九州初公開されていますが、その清書本を見ると、筆で書いたとは思えないほど細くて几帳面な字がびっしり。一文字一文字が丁寧に記されています。宣長という人物の生真面目な性格が表れているようです。

開催期間  9月25日(火) - 11月18日(日)
開催場所 4階文化交流展示室 基本展示室
詳しくはこちら・・・


文化交流展示室9月の展示替え情報 展示場所

*画像をクリックすると大きな画像がブラウザーで開きます

北野天神縁起絵巻
展示期間: - 10月7日(日)
菅原道真は、藤原時平の陰謀により、大宰府に左遷され亡くなりましたが、生前、天に無実を訴えて天神の称号を授かったとされ、死後は神として祀られました。現在展示中の絵巻は、天拝山の山頂で道真が天に無実を訴える場面と、道真の枢を引く牛が止まって、太宰府天満宮が造立される場面がご覧いただけます。

重要美術品 北条時宗書状
展示期間: - 10月21日(日)
鎌倉時代、北条時宗が異国降伏祈祷の結願を喜び、以後も祈祷に励むよう某人に依頼した書状。モンゴル襲来の最中、各地の神社でこのような敵国調伏の祈祷が行われていました。

蒙古襲来絵詞 模本
展示期間: - 10月21日(日)
肥後の御家人竹崎季長が恩賞獲得のため蒙古襲来時のみずからの活躍ぶりを描かせた絵巻物。中世の合戦絵巻の代表作。騎馬を射られる竹崎季長のすぐそばでは、モンゴル軍の新兵器「てつはう」が炸裂する場面が描かれている。斜め後ろのケースに「てつはう」が展示されているのでぜひご覧ください。

国宝 太刀 銘来国光
展示期間: - 2013年1月20日(日)
山城国(京都)の刀鍛冶(かたなかじ)来国光がきたえた太刀。まっすぐな刃文は来国光の得意な表現です。刀身のまんなかあたりでぐっと反った姿が勇ましい。

花鳥蒔絵螺鈿聖龕
展示期間: - 12月2日(日)
金銀の蒔絵と螺鈿できらびやかに飾った聖龕。大航海時代に日本を訪れたキリスト教の宣教師たちが蒔絵職人に特注したもので、類品中最大の作例です。

南蛮船の屏風
展示期間: - 10月21日(日)
貿易と布教の目的で日本に来航する南蛮船を描いた屏風。店先には珍しい舶来品、右上の南蛮寺には宣教師の姿。「唐船の屏風」とペアで伝わりました。

花鳥螺鈿箪笥
展示期間: - 12月2日(日)
アワビ貝の薄片を蝶や菊などの花鳥文様の形に切って貼り付けられた、色彩豊かな漆塗りの箪笥です。

関連第10室
「田中丸コレクション」
展示期間: - 10月14日(日)
「田中丸コレクション」より、江戸時代の“色絵”を特集。薩摩焼、長与焼、伊万里焼など色鮮やかな陶磁器の数々をご紹介します。」

関連第11室
京の街並み
展示期間: - 10月21日(日)
京の都を南から北に向けて見渡すように描かれた屏風。祇園祭の行列、三十三間堂の矢通し、寺院前の商売の様子など、京の日常がいきいきと写されています。

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【RKBテレビ「九博のたからもの」放送開始のお知らせ】
九博の数々の名品を学芸員の解説とともに美しいハイビジョン映像で楽しむ「九博のたからもの」が、10月4日(木)より毎週木曜夜に放送されます。ぜひご覧ください。

10月4日  20:49 -
「仏教のパトロンは華麗なる一族」作品:大宝積経 解説:酒井芳司
10月11日 20:49 -
「セレブが愛した金のクマ」作品:金銅熊脚 解説:市元塁

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文化交流展観覧料
一般:420円・大学生:130円
※高校生以下・18歳未満及び満70歳以上の方は無料。
入場の際に年齢の分かるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)をご提示ください。
※10月9日(火) - 12月2日(日)は、特別展「ベルリン国立美術館展」の半券でもご覧いただけます。
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『文化交流展示室の散歩道』 河野 一隆
第39回「芦屋釜ってご存知ですか?」

 芦屋釜ってご存知ですか?と聞かれて、茶の湯を連想した方は茶道に親しんでいるか、歴史に造形の深い方であろう。私などは、もなか「あしや釜」が真っ先に浮かんだぐらいだから、「花より団子」というべきか。しかし、この芦屋釜は薄さと技術力の高さで中世には名器とうたわれ、その後、途絶えて誰も復元できないことから幻の釜と称えられた。そんな芦屋釜が製造されたのは、遠賀川の河口、芦屋津(現在の芦屋町)である。
 9月12日より開催中のトピック展示「茶の湯に楽しむV 芦屋釜と館蔵茶道具」の会場には、そんな名釜がずらりと並んでいる。ご当地芦屋町の全面協力の下、その魅力をいかんなく味わうことのできる企画展である。秋の気配が日ごとにまし、新しいことに挑戦するには良い時期になってきた。この展覧会を期に、茶の湯をたしなんでみてはいかがでしょう?



筆者 河野 一隆のプロフィールこちら・・・



特別展「フェルメール『真珠の首飾りの少女』inベルリン国立美術館展」関連イベント講演会
「ボッティチェッリの『神曲』素描をめぐって」「ベルリン、都市と美術館」

10月21日(日)13:30 - 15:00 ミュージアムホール
要申込 参加無料
※定員280名、応募多数の場合は抽選。応募締切10月5日(金)必着
※特別展の観覧券(半券)が必要です
詳しくはこちら・・・

ほかにも楽しいイベントがいっぱい!

めざせ世界遺産!福岡の文化遺産展
パネル展:10月2日(火) - 7日(日)9:30 - 17:00 エントランス
公開講座:〔1〕10月6日(土)〔2〕7日(日)13:00 - 15:00 ミュージアムホール
〔1〕「沖ノ島祭祀遺跡の再検討 - 岩上祭祀と岩陰祭祀 - 」〔2〕「世界遺産が市民を育て、市民が世界を育てる - 九州・山口の近代化産業遺産群を巡って - 」
要申込(先着順) 参加無料 ※定員300名
詳しくはこちら・・・

トピック展示「茶の湯を楽しむV - 芦屋釜と館蔵茶道具 - 」関連イベント茶会
10月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)〔1〕10:40〔2〕11:20〔3〕12:00〔4〕12:40〔5〕13:20〔6〕14:00〔7〕14:40〔8〕15:20(各回30分程度) 茶室(宝満亭)
当日受付(各回開始30分前より受付開始・先着順)参加料:500円※定員各回20名
実施団体:表千家同門会
詳しくはこちら・・・

ミュージアム講座 考古VS歴史バトルトーク「『古事記』の謎に迫る」
10月7日(日)13:30 - 15:30 研修室
当日受付(先着順) 参加無料※定員50名
詳しくはこちら・・・

九州国立博物館開館7周年イベント
高千穂神楽、椎葉神楽公演+朝崎郁恵 奄美を唄う

10月13日(土)11:00 - 15:30、14日(日)11:00 - 14:30 ミュージアムホール
要申込(先着順) 参加無料※定員270名
詳しくはこちら・・・

その他の10月・11月のイベント情報はこちら【PDF】・・・

☆ありがとう1000万人☆
九州国立博物館は、今年で開館7年目を迎えます。開館以来、たいへん多くのお客様にご来館いただいておりますが、もうすぐ1000万人を迎えます。達成当日は、皆様への感謝をこめまして、記念セレモニーを開催する予定です。達成となりましたら、メルマガ会員の皆様にお知らせします。 今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。


編集部から・・


「九博メルマガVoL.40 9月1日号」のメルマガ会員限定プレゼントでは、たくさんの方にご応募いただきありがとうございました。
抽選の結果、特別展「美のワンダーランド 十五人の京絵師」ポスターを当選者5名さまに、それぞれ9月下旬に郵送いたしました。





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