過去の展示情報
トピック展示 :
はにわが絵本になっちゃった
展示期間:
平成22年1月1日(金・祝)〜3月28日(日)
展示場所:
文化交流展示室 関連第3室内(第4室側半分)
概要:
日本の各地から出土する埴輪は、当時の風俗や社会制度などを知るための重要な資料であり、古墳時代を理解する上で欠かせない存在です。
しかし、埴輪自身は語るすべを持ちませんから、彼らがどこにいて、どのような役割を担っていたのか等、疑問はつのるばかりです。
この素朴な問いかけに少しでもこたえるために、『きゅーはくの絵本9 月夜のおおさわぎ』が生まれました。そこでは、埴輪に表された古代人の豊かな心、埴輪と古墳時代の王様との緊密な関係などが、全編クレイモデル(粘土人形)によって再現されています。
絵本の出版を記念して開催する本展では、古墳時代の実物資料と共に、絵本制作に使用した小道具やクレイモデルを紹介します。
これら実物資料と絵本を通して、私たちの遠い遠いご先祖さまが作りだした埴輪世界にひたりながら、古墳文化の魅力を再確認する機会となれば幸いです。
展示作品の紹介
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担当研究員のコメント
『きゅーはくの絵本9 埴輪 月夜のおおさわぎ』のモデルとなった埴輪馬や古墳出土品、絵本に使われたクレイモデルを紹介いたします。
市元 塁(学芸部企画課研究員)