過去の展示情報
トピック展示 :
玄界灘の海人・壱岐
展示期間:
平成21年9月29日(火)〜12月20日(日)
展示場所:
文化交流展示室 関連第3室
概要:
日本と東アジアとの交流史において重要な位置を占めてきた壱岐の歴史についての展示施設である「壱岐市立一支国博物館」と長崎県内の埋蔵文化財の調査・研究拠点施設である「長崎県埋蔵文化財センター」が、平成22年3月14日にオープンいたします。
この度、九州国立博物館では、両施設のオープン・プレイベントとして、トピック展示「玄界灘の海人・壱岐」を開催いたします。
壱岐を代表する弥生時代の遺跡である、原の辻遺跡(国指定特別史跡)とカラカミ遺跡、古墳時代の遺跡である双六古墳(国指定史跡)と笹塚古墳(国指定史跡)からの出土品(双六古墳・笹塚古墳出土品は国指定重要文化財)を展示いたします。展示品はいずれも歴史的な重要資料であり、さらに古墳出土の金銅製品は美術工芸品としても高く評価されています。
また、このトピック展示期間中には、勾玉作り・火おこし体験・壱岐神楽(重要無形文化財)の公演を開催いたします。この機会に古代人の技術や壱岐の文化に触れていただければ幸いです。
展示作品の紹介
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担当研究員のコメント 「魏志倭人伝」にも登場する一支(壱岐)国の弥生時代最大の集落遺跡である、原ノ辻遺跡の出土品や、黄金に輝く壱岐島の巨石古墳の副葬品を一堂に紹介いたします。 河野 一隆(文化交流展室長) |