茶の湯を楽しむ I
展示期間:
平成20年10月29日(水)〜12月7日(日)
展示場所:
文化交流展示室第9室
概要:
日本の伝統文化を代表するものに茶の湯があります。奈良時代に茶が伝わって以来、日本人は時代にあわせて茶を愛してきました。
当館では、室町時代の将軍家を中心とする武家の茶のあり方を、「唐物と茶の湯」のコーナーでご紹介しています。今回のトピック展示では、いわゆる「桃山の茶」の楽しい世界に皆様をご案内いたします。
室町時代後期には海外貿易の隆盛などを背景として経済力を蓄えた堺や京など畿内の町衆の中で草庵の茶が始まります。安土桃山時代には、千利休がこれを大成し、現代まで続く茶の湯が確立しました。
茶の湯というと、茶を喫することを思い浮かべられることでしょう。実はそれ以外にも、絵や書を楽しみ、自然の花を愛で、食事をともにし、お酒を飲み、主と客とが語らうといったことも含まれているのです。
和歌の書かれた軸、花を生ける花入、水指や釜、棗に茶杓や茶碗といった直接、喫茶にかかわる道具。懐石といわれる茶の湯の食事で使われる器。日本人が茶の湯を通して愛し、親しんできたさまざまな作品から、茶の湯を感じていただきましょう。
茶の湯の世界の広がりの豊かさを、千利休にゆかりの茶の湯道具や、九州にゆかりのある作品などからお楽しみ下さい。
展示リスト: